
6月1日、「2025ラグビースプリングカーニバル IN 奈良」が、天理親里競技場で開催され、天理大学ラグビー部は早稲田大学ラグビー部と対戦し、天理大学が36対35で勝利しました。
今回のスプリングカーニバルは、本学ラグビー部の創部100周年を記念した試合として行われ、「天理市スポーツツーリズム推進協議会」(天理市などが主催)によるツアーの参加者も観戦しました。
2024年度は、2回の天理大学男子バレーボール部ファンミーティングツアーなどを実施しました。
今回もその取り組みの一環としてラグビー観戦ツアーを開催し、参加者は観客席で本学ラグビー部の現役部員と同席し、試合の流れについて解説を受けながら観戦しました。試合後には競技場で本学ラグビー部の選手たちと記念撮影も行いました。
試合は、天理大学が前半2分、WTB平松麟太郎選手(人間関係学科4年・日新)のトライで先制。主将のCTB上ノ坊駿介選手(体育学科4年・石見智翠館)がコンバージョンゴールを決め、7点を先取します。その後は両校が互いに得点を重ね、19対21と早稲田大学がリードして前半を終えます。


追いつきたい天理大学は、後半10分にFBフィリモネ・サイア選手(地域文化学科3年・青森山田)のトライで、24対21と逆転します。
一進一退の攻防が続く中、両チームがそれぞれ1トライを挙げ、スコアは29対28。迎えた後半34分、早稲田大学のパスをインターセプトしたWTB弘田士道選手(地域文化学科3年・京都工学院)がトライを決めます。ゴールも成功し、36対28とリードを広げますが、38分にはトライとゴールを決められ、1点差に詰め寄られます。36対35と手に汗握る展開の中、天理大学は粘り強い守備で早稲田大学の猛攻を防ぎ、最終的に36対35で勝利しました。
上ノ坊駿介選手(体育学科4年・石見智翠館)主将コメント
「先週、関西大学に負け、ディフェンスの部分で修正する点があり、今日に向けて準備してきました。関東の強豪校に対して、勝てた経験を大事にして、夏に向けて頑張りたいと思います。」
小松節夫監督コメント
「新しいチームでの活動が始まったばかりですので、これからは安定して勝てるチームづくりを進めていきたいと考えています。」



