外国語学科スペイン語コースでは5月15日、スペイン・コルドバ大学で日本語を学ぶ学生たちとのオンライン交流会を開催しました。


今回の交流会は、同大学で日本語教育に従事されている畠山洋子先生のご協力により実現したものです。畠山先生は昨年度までアメリカ・マレー州立大学にて教鞭をとられ、本学との学生交流にも積極的に取り組まれてきました。
交流会では、まず本学の学生が、天理大学の概要や奈良観光の魅力についてスペイン語でプレゼンテーションを行いました。10言語に対応した語学教育カリキュラムがあり、留学生とふれあう機会も豊富であるといった説明には、コルドバ大学の学生たちも関心を寄せ、熱心に耳を傾けている様子が見られました。


続いて、コルドバ大学の学生が日本語を用いて、コルドバをはじめとするアンダルシア地方の観光名所や郷土料理、伝統行事などを紹介。日本語学習歴は半年ほどながら、参加学生からの質問にも一生懸命に答え、現地で人気のアニメやおすすめのアーティストなど、幅広い話題で盛り上がりました。画面越しながらも、笑顔あふれる交流が繰り広げられ、双方の学生にとって言語と文化を学び合う貴重な機会となりました。今後もスペイン語コースでは、学生たちの日々の学習成果を活かし、交流を通じた実践的な学びの機会を積極的に提供していきます。
(国際学部外国語学科 野口茂 ファン・ロペス)