
3月19日、2024年度 天理大学卒業証書・学位記授与式および大学院学位記授与式が、天理大学杣之内第一体育館で挙行され、中田善亮天理教表統領、並河 健天理市長をはじめとする多数の来賓隣席のもと、学部卒業生607名、大学院修了生14名の計621名が本学を巣立ちました。

式典は、「みかぐらうた よろづよ八首」奉唱で厳かに幕を開け、各学部・研究科の代表者に、永尾比奈夫学長より卒業証書・学位記が授与されました。続いて、伝道課程、矯正・保護支援課程、日本語教員養成課程の各修了生の代表者に修了証書が授与されました。さらに、課外活動を通して校名発揚に寄与した硬式野球部やラグビー部、創作ダンス部などの51名の卒業生に学長顕彰が贈られました。


式辞に立った永尾学長は「本学で多くのことを学び成長される中で、様々な壁にぶつかっては乗り越えてこられたことと思います。そうした壁は成長の絶好の機会ですが、殻に閉じ籠らず謙虚な姿勢で人に頼る潔さも健全な姿です。人とのつながりを、社会に出てからも大切にしてください。」と激励し、「天理大学は2025年度4月に創立百周年を迎えます。皆さまには、百周年のコンセプトである『「つながる」を、始めよう。』を意識して、次の道へ歩み出してほしいと願っております」と卒業生、修了生へはなむけの言葉を贈りました。

その後、来賓祝辞に続き、卒業生と修了生の代表者が答辞を述べました。コロナ禍での不安な日々を経て、見守り支えてくれた家族、きめ細やかにサポートしてくれた教職員、共に歩んだ仲間への感謝、そして天理大学で学んだことを財産として将来に活かしていく決意を表しました。最後に学歌の斉唱が行われ、式典は終了しました。