基本情報
学位 | 京都大学 教育学博士 論博115号 |
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担当科目 | 臨床心理基礎実習2<秋期集中> 臨床心理学課題演習 臨床心理学課題研究 臨床心理査定演習1(心理的アセスメントに関する理論と実践)<集中を含む> 臨床心理演習<2コマ登録> 心理実践実習4秋<M1> 臨床心理実習2<2コマ登録> 心理実践実習4春<M2> 精神分析学 臨床心理学研究演習1 臨床心理学研究演習2 心理実習 |
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現在の専門分野 | 臨床心理学 |
現在の研究課題 | 不登校・発達障害の子どもおよび保護者との力動的心理療法・学校臨床 |
所属学会名 | 心理臨床学会,日本遊戯療法学会、日本精神分析学会 |
免許・資格等 | 臨床心理士 公認心理師 |
経歴 | 奈良県犯罪被害者支援センター 理事 奈良県教育研究所派遣スクールカウンセラー 大和郡山市「分教室」ASU主任カウンセラー 奈良県いじめ対策連絡協議会会長 日本遊戯療法学会 編集委員長 日本臨床心理士資格認定協会 全国研修委員 日本遊戯療法学会 理事 京都大学大学院 教育学研究科 博士課程修了 |
メッセージ | 発達障害や不登校状態にある子どもや保護者との力動的精神療法を専門としています。また学びの多様化学校でSCを勤め、いじめや不登校などの学校臨床も専門としています。思春期的課題が遷延している現代、子どもの生き方も難しくなっていますが、日々ともに成長いければと思っています。 |
研究活動詳細
著書
- 不登校理解と支援のためのハンドブックー多様な学びの場を保障するために― (共著),ミネルヴァ書房,2頁 2022年08月30日
- 不登校の保護者と子どものための学校<ASU> 公立の不登校専門校ASUにおける実践 (共著),ミネルヴァ書房,128頁 2015年12月30日
- 心理臨床と宗教性 (共著),創元社,22頁 2010年09月16日
- 発達障害と心理臨床 (共著),創元社,11頁 2009年03月01日
- 臨床心理学ー全体的存在として人を理解するー (共著),ミネルヴァ書房,22頁 2009年01月01日
- 家族とこころ-ジェンダーの視点から (共著),世界思想社,総頁181頁中55頁を担当 2005年04月30日
- バウムの心理臨床 (共著),創元社,総頁364頁中11頁を担当 2005年03月25日
- はじめての心理学 (共編),創元社 2000年03月20日
- 病院における心理臨床 (共著),金剛出版 1999年
- 思春期のこころとからだ (共著),ミネルヴァ書房 1998年
論文
- コロナ禍において子どもの世界で何が起きているかー浮遊する思春期の子どもたちー (単著),精神分析的心理療法フォーラム 第11巻,p.59-66. 2023年07月15日
- 自閉症スペクトラム状態の子どもたちとの遊戯療法に見られる心的世界の構造化について (単著),天理大学カウンセリングルーム紀要 第18号,p.3-14 2021年02月02日
- 発達障害の心理臨床と多職種連携ー臨床心理士による支援ー (単著),子育て支援と心理臨床 第15巻 ,6頁 p.45-50 2018年06月
- 相互主観的世界を生きる過程としての力動的精神療法 (単著),天理大学カウンセリングルーム紀要 第10巻,p.9-16 2014年02月
- 境界例心性を生きる女児との面接 (単著),韓国児童心理研究 第6巻 ,12ページ 2011年10月26日
- 鍛治まどかさんの論文を読んで (単著),京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター「心理教育相談室」紀要 第58巻 ,3頁 2011年03月20日
- 自閉症児への遊戯療法的接近 (単著),至文堂,7頁 2006年10月01日
- 自閉症児への早期発達支援-遊戯療法の果たす役割- (単著),天理大学カウンセリングルーム紀要 第2号,11頁〜14頁 2006年03月20日
- 心理療法における身体像生成 (単著),天理大学カウンセリングルーム紀要 創刊号,111頁〜126頁 2005年03月23日
- 自閉的な心性をもつ思春期女子との心理療法 (単著),箱庭療法学研究 第15巻第1号,17頁〜30頁 2002年05月31日
- 自閉症に対する遊戯療法 (単著),臨床心理学 第2巻第2号,315頁〜319頁 2002年05月01日
その他
- 平井正三・脇谷順子編 「子どもと青年の精神分析的心理療法のアセスメント」書評 (単著),日本精神分析的心理療法フォーラム,p.133-136 2023年12月13日
- いじめ事象に関わる子どもの心理状態に関する基礎的研究 (単),日本生徒指導学会 第20回記念大会 2019年08月09日
- 小学校における教員支援プログラムの実践的作成 (共著),日本心理臨床学会 第32回大会 発表 2013年08月26日
学会・社会活動等
一般活動
- 日本遊戯療法学会 理事 編集委員長 2025年07月26日-現在まで
- 天理市いじめ対策マイスター 天理市内諸学校においていじめが生じた場合、天理市教育総合センターと連携し、現場のいじめ対応について助言を行う。 2025年07月25日-現在まで
- 日本臨床心理士資格認定協会 私学SC委員会委員 2025年04月01日
- 日本心理臨床学会第43回大会 指定討論者 2024年08月24日
- 日本遊戯療法学会ワークショップ 講師 「原初的養育関係の欠損とプレイセラピー」と題して、原初的関係を十分体験できず、しかも虐待などの心的外傷が加わった子どもたちのプレイセラピーについて、心的世界の構造化と治療構造との関連を中心に、自験例および発表者の事例を通して、検討した。 2024年06月30日
- 日本遊戯療法学会第28回大会 指定討論者 2023年10月12日
- 第12回日本精神分析的心理療法フォーラム シンポジウム「コロナ禍において子どもの世界に何かが起こっているのか?」におけるシンポジスト 2023年07月15日
- 大和郡山市人権施策協議会委員 2023年07月01日-現在まで
- 日本臨床心理士資格認定協会の教育研修委員として、長崎で開催された臨床心理士研修会のファシリテーターを務めた。 2023年02月12日
- 奈良県臨床心理士会理事 2015年04月01日-現在まで
- 奈良県人権施策協議会 委員 2014年04月01日-現在まで
- 日本箱庭療法学会 第22回大会 司会 2008年10月26日
- 日本箱庭療法学会 第19回大会 司会 2005年10月10日
- 大和郡山市立郡山中学校・北小学校 分教室「ASU」 主任カウンセラー 2003年04月-現在まで
- 奈良県教育研究所スクーリングカウンセラー 2001年04月-現在まで
講演・公開講座等
- 不登校支援について考える 不登校の現状および学校における支援について、どのように見たてるのかを述べ、共感的理解の重要性と学校現場ですぐに用いることができるスキルについて講演を行った。,学校教育相談学科尾,リガーレ春日野 2022年10月25日
- 「ほっとネット」 中学部 講師 不登校の子どもをもつ保護者および不登校の子どもたちに関わる教職員のつどいにて、中学校部を担当した。,奈良県教育研究所,奈良県教育研究所 2021年11月21日
- いじめについて考える 法人内の教職員への人権研修。いじめの現状を報告し、今年度施行されたいじめ防止対策法にも触れながら、いじめという事象は多次元的に理解することが求められるものであること、被害者の心的外傷、加害者の心理をとりあげつつ、その対応には臨床心理学的な個別支援および集団力動を扱う視点が必要であること、被害者および加害者ともに、他者との関係性の回復が必要であることを述べた。,学校法人 天理大学,天理大学 2014年09月10日
- 不登校の児童生徒への理解および保護者への支援について 京都府南部の公立学校教員研修。 不登校登校の児童生徒を「甘えている」という視点のみから理解することには限界があり、専門的理解が必要であること、また彼らの抱えている心理的なしんどさは多岐にわたり、基本的には本人の思春期的課題が解消した時点で子どもたちは再び自らの人生を意欲的かつ目標をもって行きはじめる様子を述べ、支援上の留意点について考察した。 またカウンセリングマインドを育てるため、グループワークを実施し、教員自身に自らのありかたを立ち止まって考えていただく機会にすることを目指した。,京都府教育委員会,京都府教育総合センター 2014年05月30日
- 不登校・ひきこもりの人への理解と支援 不登校および引きこもりの人をどう理解するかを臨床心理学の立場から述べ、支援条の留意点についても考察した。,天理市,天理市庁舎 2014年02月18日
受賞
- 令和元年 奈良県警察本部・なら犯罪被害者支援センターによる表彰 犯罪被害者へのカウンセリング,奈良県警察本部 なら犯罪被害者支援センター 2019年12月18日
大学運営等
大学、学部運営等に関する諸活動
- 大学院 臨床人間学研究科長 2022年04月01日-現在まで
- 人間学部 人間関係学科主任 臨床心理専攻主任 2020年04月01日-2022年03月31日
- 大学院 臨床人間学研究科長 2014年04月01日-2018年03月31日
- 人間学部 臨床心理専攻 主任 2012年04月01日-2014年03月31日
- カウンセリングルーム室長 2010年04月01日-2012年03月31日