
3月16日、天理大学は天理警察署、天理交通対策協議会と協働し、自転車の「交通反則通告制度(通称“青切符”)」を周知する啓発ポスターの合同制作発表会を、天理警察署にて開催しました。
発表会には、天理大学の永尾比奈夫学長、天理警察署の山本英二署長のほか、ポスターに出演した学生自治会メンバー4名が出席しました。
天理大学と天理警察署は、2021年7月に包括連携協定を締結し、これまで交通安全や特殊詐欺防止などの啓発活動を継続的に実施してきました。
こうした連携のもと、昨年末、天理警察署から、2026年4月1日から導入予定の「交通反則通告制度」について、若年層を中心とした市民への周知に協力してほしいとの相談を受けました。
天理大学には、自転車でキャンパスに通学する学生が多く在籍していることから、学生自身が交通ルールについて発信することに大きな意義があると考え、学生自治会メンバーを主体とする啓発活動として実施する運びとなりました。
2月5日には、学生自治会メンバー5名と、本学卒業生で天理警察署勤務の署員がモデルとなり、天理警察署および杣之内キャンパスでポスター撮影を行いました。



啓発ポスターの発表会では、冒頭、山本英二署長が「自転車事故は依然として多く、交差点での一時不停止などが重大事故につながっています。新制度をきっかけに、交通ルールの重要性を改めて認識してほしい」と述べ、地域連携による事故防止への意気込みを語りました。

続いて永尾比奈夫学長が、「学生自治会の学生が出演することで、制度の認知向上と学生自身の意識改革につながることを期待しています。今回の経験を、今後の学生生活にも活かしてほしい」と協働の啓発活動に参加する意義について述べました。
また、天理警察署の中村将人交通課長が、ポスターのコンセプトを次のように説明しました。
「ポスターは、警察官が警笛を吹く姿と、ヘルメットを着用した学生たちの姿を組み合わせ、『自転車も交通ルールを守るべき車両である』というメッセージを視覚的に表現しています。中央には『自転車にも反則金』というコピーを大きく配置し、代表的な違反例と反則金額を分かりやすく示すことで、制度の理解と注意喚起を促す内容としました。」
発表会後、学生自治会メンバーと天理警察署員らは、天理駅周辺でポスター掲示やチラシ配布を行い、通行者に自転車の交通ルール遵守を呼びかけました。


本ポスターは今後、天理警察署管内の駅、駐輪場、商業施設、公共施設等に掲示される予定です。
天理大学は今後も、地域に根ざした大学として、関係機関との連携のもと、学生とともに交通安全意識の向上に取り組んでまいります。
学生コメント

学生自治会総務委員長 米谷正汰さん(人間学部人間関係学科社会福祉専攻3年次生)
啓発ポスター制作を通して、自転車の交通ルールを改めて考える機会になりました。身近な乗り物だからこそ、危険と隣り合わせであることを多くの方に伝え、交通安全を考えるきっかけにしてほしいです。
協力者コメント

天理警察署 大畠由希 指導捜査第二係主任(2018年本学卒業)
母校の学生とともに啓発活動に携われたことを大変光栄に思います。学生の主体的な姿勢に心強さを感じました。今後も地域連携を大切にしていきたいです。