「天理ラグビー百周年記念式典」を開催-To the next 100 years- 2026.02.16 クラブ・サークルクラブ関連ニュース6つのCONNECT卒業生とつながる

2月8日、天理大学杣之内第一体育館において、「天理ラグビー百周年記念式典」が執り行われました。

「天理ラグビー」は、天理大学創設者である中山正善 天理教二代真柱が旧制大阪高等学校在学中にラグビーと出会ったことを契機として始まりました。
創設者はラグビーの精神と競技性に強く魅了され、1925年、大阪高等学校ラグビー部の合宿を旧制天理中学校で受け入れたことをきっかけに、同校(現・天理高等学校)にラグビー部を創設。その後、開校間もない天理外国語学校(現・天理大学)にもラグビー部が誕生しました。

天理高校ラグビー部の「全国高等学校ラグビーフットボール大会」優勝6回、2021年の天理大学ラグビー部「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」初優勝など、ラグビー界において「天理」の名は全国に広く知られる軌跡を残してきました。
今回の式典は、その輝かしい歩みを次の100年へとつなぐ節目の場として開催され、天理に縁のある多くの来賓の方々をはじめ、大学ラグビー部員・高校ラグビー部員、スタッフ、卒業生、天理ラグビークラブ(TRC)関係者などが一堂に会しました。

式典は、「天理ラグビー百周年 To the next 100 years」をテーマとしたオープニング動画で幕を開けました。

まず、天理ラグビークラブ 中山大亮会長が挨拶に立ちました。中山会長は、「100年の歩みの中には、勝てない時期など厳しい時代もありましたが、どんな時も前を向いて歩み続けたからこそ、今日の日を迎えられました。『天理ラグビー』に関わってくださったすべての皆さまに感謝申し上げます。次の100年に向けて、原点に立ち返りながら歩みを進めていきたいと思います」と述べました。

続いて、学校法人天理大学 西浦忠一理事長が登壇し、創設者が天理にラグビーを導入した経緯や、当時の学生たち自身によってラグビー部が創部された歴史を紹介しました。そして、「ラグビーは人生の縮図だと思います。ノーサイドの精神に象徴されるように、対戦相手を認め、次のステップへ進むことが大切です。現役の皆さんには、ラグビーの魅力を体感しながら、最後まで諦めない『天理ラグビー』の姿勢で頑張ってほしい」とエールを送りました。

その後、日本ラグビーフットボール協会 山神孝志 最高事業統括責任者からの挨拶、そして「百周年メモリアルムービー」が上映され、会場は大きな拍手に包まれました。
また、長年にわたり「天理ラグビー」ひいては奈良県ラグビーの発展に寄与された土佐敏太郎氏へ、「功労者表彰」が行われました。

続くトークショーでは、ラグビージャーナリストの村上晃一氏をコーディネーターに、本学卒業生でリーグワンにおいて活躍する3選手と、今春リーグワン1部「コベルコ神戸スティーラーズ」に加入の本学ラグビー部100代主将を務めた上ノ坊駿介選手が登壇しました。

[登壇者]
・立川 理道選手(2012年準優勝メンバー、現:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)
・藤原 忍選手(2021年優勝メンバー、現:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)
・松永 拓郎選手(2021年優勝メンバー、現:東芝ブレイブルーパス東京)
・上ノ坊 駿介選手(ラグビー部100代主将、コベルコ神戸スティーラーズ)

「天理ラグビーの魅力」について、選手たちは、「基本技術を徹底的に反復する姿勢」「自ら考えて動く柔軟なプレー」「最後まで諦めない精神」「体格差を言い訳にしない強い意志」などを挙げ、これらが卒業後のキャリアにも大きく生きていると語りました。

トークショー後は、並河健天理市長の乾杯の発声で懇親会がスタート。高校・大学のOBグループでは久しぶりの再会を喜ぶ声があふれ、終始賑やかなひとときとなりました。

式典の終わりには、天理高校・天理大学のラグビー部員と監督が舞台上に勢ぞろい。高校・大学の主将、監督が関係者への謝辞とこれからの抱負をそれぞれ語りました。
最後に登壇した天理大学ラグビー部 小松節夫監督は、「創設者は、体格差があっても皆で一つのトライを目指すラグビーの競技性と精神性に魅力を感じ、『人間形成』のためにラグビーを導入されました。次の100年に向け、『人間形成』をモットーに、良いチームをつくり、日本一を目指して精進して参ります」と決意を述べ、式典を締めくくりました。

関連リンク

ページ先頭へ