
11月22日、天理大学創立百周年記念行事 国際学部市民講座の第10回『音楽と食でブラジルを楽しもう!』が開催されました。当日はお天気も良くたくさんの方にお越しいただきました。今回の行事は、在名古屋ブラジル総領事館からの後援をいただきました。
午前中は、天理駅南団体待合所で市民講座として、前半は天理大学教員による「ブラジル音楽」講座、後半は生産者によるキャッサバ紹介と試食が開催されました。
午後からは、コフフンステージでブラジル音楽ライブ、ブラジル食のテントやキッチンカー、関西万博ブラジル館提供のポンチョ「パランゴロモ」の貸出、ブラジル雑貨市などがあり盛りだくさんでした。
講座1 『ブラジル音楽』(天理大学国際学部教授 北森絵里)

ブラジル音楽といえばサンバやボサノバが有名ですが、この講座では、日本であまり知られていない、「フォッホー」というブラジル北東地方発祥の音楽が紹介されました。フォッホー音楽はリズムやメロディーからは「明るい音楽」という印象を受けますが、干ばつと貧しさに苦しむ地方の暮らしが歌詞に込められていることが説明されました。また、フォーホー音楽と深いつながりのある盗賊ランピアンの衣装を身につけたディエゴ・シルバさん(フォッホーシンガー)も駆けつけてくれました。お客さんたちは、実際に音楽を聴いたりフォッホーのステップを踏んだりして楽しみました。
講座2 『ブラジル原産キャッサバの可能性』(Mani Farmオーナー 宮島直美)
キャッサバという言葉は聞いたことがあっても実際はどんな食べ物なのか知らない、という人が多い中、この講座では写真をふんだんに使ってキャッサバという食材の可能性が説明されました。講師の宮島氏は日系ブラジル人で大阪府在住のキャッサバ生産者です。キャッサバは栄養豊富な食材であり、前菜から主菜、デザートまでをカバーできるレシピがあります。講座では、畑や収穫の様子、キャッサバを使った様ざまな料理が紹介されました。最後には、キャッサバの揚げ物とカップケーキの試食が振る舞われました。
音楽ショー『フォッホー&ブラジル音楽北東部音楽ライブ』と『ボサノバショー』
天理駅前コフフンステージでは、コラボイベント「ビートルズフェス」と併せて、「フォッホー&ブラジル音楽北東部音楽ライブ」と「ボサノバライブ」が開かれました。フォッホー音楽は、フォッホーシンガーであるディエゴ・シルバさん、ボサノバは、ボサノバシンガー2人組のエヂソン&クリス・マイサトさんがそれぞれライブ演奏してくれました。どちらもたくさんのお客さんに聞いていただくことができました。ショーの終わりにはお客さんとミュージシャン、そしてスタッフが一緒にブラジル音楽に合わせて踊る場面もあり、とても盛り上がりました。

ブラジル料理とブラジル雑貨市
天理駅前広場コフフンでは、終日、ブラジル料理のキッチンカーが登場。ブラジルではポピュラーな鶏肉の揚げ物、バーベキュー風焼き肉、エンパナーダなどが提供されました。また、ブラジル雑貨市のテントもあり、そこではブラジルのお土産やブラジルの家庭でよく使われるグッズなどが販売されました。関西万博ブラジル館が提供してくださったポンチョ「パランゴロモ」を試着したりブラジルコーヒーを味わったりと、広場はブラジル一色となりました。
本市民講座は、一人でも多くの方にブラジルの魅力を知っていただきたいと開催しました。参加してくださったすべての皆さま、ご協力いただいたすべての皆さまに感謝します。