天理大学創立百周年行事 国際学部市民講座「世界のことばとぶんか」
第12回「ロシア語-多様な文化への扉-」を開催しました 2026.01.15 国際学部外国語学科6つのCONNECT世界とつながる地域社会とつながる学生同士がつながる # 「世界のことばとぶんか」# ロシア語コース

天理大学では、創立百周年記念事業の一環として、国際学部による市民講座「世界のことばとぶんか」(全12回)を2025年4月より開催してきました。
最終回となる第12回『ロシア語-多様な文化への扉-』は、1月10日、天理駅サテライトキャンパスで行われ、予想を超える多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

講演:天理大学とロシア語の歩み、ロシア語圏の世界

冒頭、外国語学科ロシア語コースの日野貴夫准教授が「天理大学とロシア語」をテーマに講演。本学では創立当初からロシア語教育が行われてきた歴史を、当時の写真を交えて紹介しました。
続いて、ザベレジナヤ・オリガ特任准教授が「ロシア語圏の世界」と題し、「一つの言語でつながる民族」として、ロシア語を公用語とする国々や文化の広がりについて解説しました。

留学生・天理大学生・天理大学卒業生による発表

本学に留学中の学生3名が、ロシアとウクライナついて、それぞれの観光スポットや特徴的な地下鉄を写真とともに紹介。モスクワ地下鉄の芸術的な駅舎や、キーウ地下鉄の世界一深い駅など、興味深い話題に会場は引き込まれました。

また、本学国際文化学科の学生が「ロシア語圏の人々」と題して、11の国々の特徴を、日本に馴染み深い人物や食文化を交えながら紹介しました。

パフォーマンス

参加者の方々にロシア語の響きを体験していただくため、詩の朗読や歌、ダンスの披露も行われました。留学生によるプーシキンの詩の朗読に続き、多国籍コーラス「Kyopella」による合唱、京都ダンスチーム「カチューシャ」による舞踊が行われ、会場は華やかな雰囲気に包まれました。

キルギスの紹介と卒業生からのメッセージ

ロシア語圏の国の一つである「キルギス」について、留学生がクイズ形式で紹介。キルギスへの留学経験がある学生は、現地で撮影した写真を示しながら、食文化や物価、交通事情などを説明しました。
また、本学卒業生で現在JICA海外協力隊派遣員としてキルギスで活動する椿理穂さんからビデオメッセージが届き、在学中の留学経験がキャリア形成に与えた影響や現地での活動について語られました。
さらに、在外公館派遣員としてカザフスタンで勤務する内山ヴァルーエフ・ケンさんもオンラインで出演しました。

体験コーナーと交流

ロシアでは旧暦に基づき、1月7日にクリスマスを祝い、1月14日に「旧正月」の元日を祝う習慣があることを日野准教授が紹介。会場にはもみの木が飾られ、参加者全員でロシアの歌『クリスマスツリーは森で生まれた』を輪になって歌い、会場には温かな一体感が生まれました。

その後、紅茶やピロシキ、ブリヌイを囲んだロシア式のお茶会や、ビンゴゲーム「ロシアンロト」体験も行われ、本学教員・学生・留学生と参加者との交流が深まりました。

全12回の市民講座「世界のことばとぶんか」では、本学が誇る10言語、外国語としての日本語、そして多文化共生社会について、多様な文化に触れる機会を提供してきました。リピーターの方も多く、毎回熱心なご参加をいただきました。
天理大学は、次の100年に向けて、言語と文化を通じた学びと交流の場をさらに広げてまいります。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

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