天理大学創立百周年行事 国際学部市民講座「世界のことばとぶんか」
第11回「のぞいてみようインドネシアの暮らし」を開催しました 2025.12.09 国際学部外国語学科6つのCONNECT世界とつながる地域社会とつながる学生同士がつながる # 「世界のことばとぶんか」# インドネシア語コース

天理大学では、創立百周年記念事業の一環として、国際学部による市民講座「世界のことばとぶんか」(全12回)を2025年4月より開催しています。
12月6日は、第11回「のぞいてみようインドネシアの暮らし」が天理駅サテライトキャンパス(天理駅南団体待合所)で行われました。

冒頭、外国語学科インドネシア語コースの奥島美夏教授が「観光地と人々の暮らし」をテーマに講演。地図や写真を用いて、インドネシアの語族や文化を紹介しました。また、首都ジャカルタの人口集中による大気汚染や地盤沈下による問題から、カリマンタン島東部ヌサンタラへの首都移転計画についても説明しました。
さらに、インドネシア語の特徴として「母音で終わる2音節以上の単語が多く、日本語と似ている点」を解説しました。本学の交流協定校であるパジャジャラン大学についても触れました。
続いて、エニ特任講師が登壇し、参加特典として配布されたインドネシア料理のお弁当のメニュー紹介と説明を行いました。

・Nasi campur(野菜おかず付きご飯)
・Rendang(辛い牛煮込み)
・Sate(串焼き)
・Sup・Soto・Rawon(スープ類)

次に、本学でインドネシア語を学ぶ学生と留学生が「日常生活の魅力」をテーマに、食文化・玩具・伝統舞踊をスライドや実演で紹介しました。

天理参考館の講師による打楽器(ガムラン)演奏も実施されました。講師からは、ガムラン音楽は楽譜がなく、西洋音楽にはない音の唸りと16ビートのリズムが特徴であることが説明されました。青銅製の鉄琴から奏でられる音色に、会場は魅了されました。

講座の最後には、講師・学生・留学生が「竹琴(アンクルン)」で演奏を披露。参加者にも「竹琴」が配られ、全員で合奏を楽しみ、会場は温かな一体感に包まれました。

次回が最終回となる市民講座「世界のことばとぶんか」は、2026年1月10日開催予定です。テーマは「ロシア語-多様な文化への扉-」。講座のほか、学生・留学生による発表、お茶会、音楽、ビンゴゲームなども企画しています。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

国際学部市民講座「世界のことばとぶんか」全講座のご案内

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