
10月5日、天理親里ラグビー場で開催された「2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」第3節において、天理大学ラグビー部は同志社大学ラグビー部と対戦し、58対18で勝利を収めました。これにより、開幕からの連勝を「3」に伸ばしました。
試合序盤、天理大はスクラムの反則により、同志社大にペナルティゴールで先制を許します。しかし18分、天理大はラインアウトからのパスをつなぎ、WTBフコフカ・ルカス選手(日本学科1年・高知中央)が逆転トライを決め、流れを呼び込みます。
前半23分、35分、39分にもトライを重ね、堅実なディフェンスで同志社大学の攻撃にも対応し、20対3で前半を折り返しました。
後半に入っても天理大の勢いは衰えず、6分にSO上ノ坊駿介選手(体育学科4年・石見智翠館)がトライを決め、コンバージョンキックも成功。13分にはフコフカ・ルカス選手が、この日3本目となるトライを挙げ、32対3とリードを広げます。
その後、同志社大学の粘り強い攻撃により3トライを許す場面もありましたが、HO稲嶺翔太選手(地域文化学科4年・石見智翠館)、CTB安川和志選手(体育学科1年・天理)ら途中出場の選手も活躍し、ロスタイムに入っても全員で果敢に攻め続け、最終スコア58対18で勝利を収めました。
「Player Of The Match」には、この日、自身リーグ戦初となるハットトリックを決めたWTBフコフカ・ルカス選手が選ばれました。
・上ノ坊駿介選手(体育学科4年・石見智翠館)主将コメント
雨の影響でパスミスが多くなることを懸念していましたが、トライでしっかりとカバーできたと思います。前半のディフェンスは特に良かったです。後半の課題は、今後の練習で修正していきたいと思います。本日はありがとうございました。
・小松節夫監督コメント
本日はどうもありがとうございました。同志社大学さんは後半に強いチームなので、『最後まで集中したディフェンスをしよう』と準備してきました。後半にメンバーが入れ替わった後、3トライを許してしまったので、今後に向けては、80分間しっかり戦い続けられるような練習を重ねていきたいと思います。





