7月に開催された「第35回天理大学夏期日本語講座」には、スペインやメキシコなどのスペイン語圏から、今年も多くの学生が参加しました。外国語学科スペイン語コースではこの機会を生かし、本学学生と受講生との交流を深めるイベントを企画・実施しました。


交流会の冒頭では、ドッジボールとフリスビーを組み合わせた「ドッヂビー」に挑戦。慣れないスポーツに笑い声が飛び交い、場の空気が一気に和らぎました。
続いて行われたフリートークでは、参加者それぞれが持ち寄ったお菓子を囲みながら、言葉を交わしました。テーブルには、日本のチョコレートやクッキーに加え、メキシコの甘さ・辛さ・酸味が混ざり合った、とてもカラフルで味わい豊かなお菓子が並び、味や色、食感の違いに会話も大いに弾みました。






後半には、学生たちからのリクエストでラテンポップやJ-POPが流れ出し、自然と輪ができてダンスタイムがスタート。手拍子や歓声が広がり、会場は熱気と笑顔に包まれました。
メキシコから参加した受講生の一人は、次のように感想を語ってくれました。
「交流会では、スペイン語や日本語、ときにはボディランゲージも交えながら、みんなが積極的に話しかけてくれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。その日に出会った学生さんたちは皆さん親切で、新しい友だちもでき、本当にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。」
また、この講座期間中、スペイン語コースの学生たちは、宿舎での生活サポートや観光の引率、授業への同伴など、カウンセラーとして受講生の生活全般をサポートしました。彼らの細やかな気配りと積極的な関わりにより、受講生たちは安心して講座の全日程を有意義に過ごすことができました。



(国際学部外国語学科 野口茂・教授)