Faculty of International Studies Department of Japanese Studies for International Students 自国と日本との架け橋になる
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Contents
学科概要
こんなひとに向いている学科です
- 日本語能力を伸ばしたいひと
- 奈良について学びたいひと
- 日本にかかわる仕事に
就きたいひと
学びのポイント
01. 日本語と日本文化の知識を深める
「日本語」、「日本の社会と文化」、「ナラロジー(グローバル化時代の奈良研究)」を3つの柱に学びます。日本語のみならず日本の歴史や文化についての教養を深められるほか、「ナラロジー」という科目名称のもと、単に歴史という側面だけではなく、現代も含めたグローバルな視点からも、地域社会の研究としても「奈良」を学ぶことができます。
02. 各レベルに対応した日本語クラス
他大学と比べてもめずらしい、留学生に特化した学科です。日本語教育のパイオニアとしての伝統を誇るカリキュラムのもと、少人数クラスで日本語能力を磨くことができます。初心者〜上級者まで柔軟に対応した教授法と多様なクラスを用意しており、丁寧で細やかな指導により着実に日本語能力を伸ばすことができます。
03. 卒業後を意識したカリキュラム
「ビジネス日本語」や「経営人類学特論」など、日本企業で働いたり、日本人とビジネスを行ったりする際に役立つ科目が充実。日本的組織の特性を経営学的な視点で学ぶ授業を通じ、ビジネスで活躍する力が身につくほか、「ナラロジー」の学びでは奈良県内での就職活動に役立ちます。「日本語教員養成課程」の履修も可能です。
学びを未来に活かすキャリア支援
日本生活文化概論(2年次生対象)
日本の「みせ」の起源は、中世の奈良の町や京都の町、さらには19世紀の博覧会や勧工場にあります。現在でも重要な商業施設である百貨店、商店街、スーパーマーケット、コンビニエンスストアの歴史を見ることから、そこで売られていた商品について具体的に知ります。そして生活者としてもビジネスの担い手としても必須の、日本の流通についての基本的な事項を知り、コンビニエンスストアが抱える問題についても理解します。
4年間の学びの流れ
1年次
続きを読む日本語の基礎を固め、日本研究に入門
「基礎日本語」の授業で日本語の基礎を固め、さらに日本研究各分野の入門科目を主に講義形式で学びます。
代表的な授業
・フィールドワークの方法
2年次以降の授業・研究活動、実地調査を行うための、予備知識を得ます。事前準備や現地で行う作業、報告書の作成など、各学問分野に共通する基本的な技術を理解します。
2年次
続きを読む日本研究の基礎を固める
「ビジネス日本語」や「日本語実践研究」で日本語能力を高め、日本研究の各概論や「日本文化体験実習」で日本研究の基礎を固めます。
代表的な授業
・日本語実践研究2
日本語能力試験(JLPT)N1合格をめざす学生を主な対象としています。幅広い場面で使われる日本語が理解できるようになるための語彙や文法の獲得を目標とする授業です。
3年次
続きを読む日本研究の理解を深める
各特論の授業などを通じ、日本研究の理解を深めます。プレゼンテーションやディスカッションを通じ、日本語運用能力と研究能力を同時に養います。
代表的な授業
・ナラロジー特論
奈良県内の特定の文化的資源・自然的資源が、なぜ・どのように日本や他文化の価値基準により認められ、地域社会で観光開発や産業活性化に結びついているのかを理解します。
4年次
続きを読む学びの集大成として卒業論文に取り組む
【卒業論文の例】
- 『名探偵コナン』におけるコナンのキャラクター転換の役割語表現の日中対照研究 —人称を中心に—
- 日本におけるeスポーツの将来性について —日本と韓国の比較から—
- ベトナム人日本語学習者における発音の認知度について —単語レベルの拍およびアクセントを中心に—
就職実績・資格
主な就職先(外国語学科日本語専攻の実績を含む直近5年の情報となります。)
佐藤薬品工業、佐々木工業、吉長工業、クボタ、豊田自動織機、関西東通、MTYインターナショナル、阪井金属製作所、丸産業、RIZクリエイト、ヨドバシカメラ、Minadia、みずほフィナンシャルグループ、サンフロンティアホテルマネジメント、共新、大和国際日本語学院、みなつくば会、レントラックス、ICエイジア、セコム、パーソルテンプスタッフ 他(順不同)
取得可能な資格
- 日本語教員
- 図書館司書
- 博物館学芸員
- 矯正・保護支援
- 社会福祉主事任用資格
- 天理教教人
教員一覧
カリキュラム
カリキュラムツリー(PDF)
カリキュラムマップ(PDF)
教育ポリシー
アドミッション・ポリシー
日本学科の教育目標を達成するために、次のような人を求めています。
①高等学校で学習する国語や外国語、また日本語学校で学習する日本語を中心にして、論理的思考力やコミュニケーション能力を養い、地理や歴史について総合的な基礎学力を備えている人(技術・知識・思考)
②日本語や日本の社会・文化、さらに地域社会の地理・歴史に興味をもち、それら文化的資源の社会での活用に深い関心がある人(意欲)
③高度な日本語能力を身につけ、日本に関係した仕事に将来従事したい人(態度・行動)
試験は、総合型選抜、特別選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、編入学選抜の各入試方式によるものとします。カリキュラム・ポリシー
1年次では、日本語科目と日本の社会・文化を学ぶために基礎となる学問分野に関する入門科目、2年次では日本研究の概論科目と日本文化を体験的に学ぶ実習科目、3年次では、より専門性の高い特論科目を設けています。さらに学修の総まとめとしての卒業論文・卒業課題研究レポートの作成に向けた演習を3年次と4年次に配置したカリキュラムを編成しています。
ディプロマ・ポリシー
次のような知識や能力を備えた学生に学士(日本学)の学位を授与します。
①日本の社会で生活し、自国や日本で就職するのに十分な日本語能力と日本文化についての豊かな知識を身につけている(技術・知識・思考)
②自国と日本の懸け橋となって活躍することができる(意欲)
③国内外の大学院への進学を目指し、日本語・日本文化の理解をさらに深めることができる(態度)
④あらゆる分野で日本語を用いて活躍することができる(行動)