Department of Intercultural Studies 多文化共生社会の実現を支える

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学科概要

こんなひとに向いている学科です

  • ダイバーシティに
    関心があるひと
  • 国際宗教都市で
    学んでみたいひと
  • 公民の先生、日本語教員に
    なりたいひと

学びのポイント

01. 共生社会を支える

日本で働いたり、定住したりしている外国人は増加傾向にあります。本学科では、多様性が織りなす共生社会に寄り添い、支えるひとを養成します。国際イベントへの参加などフィールドワークも充実。ダイバーシティやインクルージョンなどのキーワードに興味があるひとにおすすめの学科です。

02. 「やさしい日本語」を学ぶ

地域社会で暮らす外国人とのコミュニケーション方法として、簡単な文法や語彙で話す「やさしい日本語」が注目されています。本学科ではこれを必修科目に設定しています。外国人に分かりやすい表現に変換する方法を学び、防災や観光といったさまざまな場面で役立つ「共通言語」を習得します。

03. 学びを未来に活かすプログラム

天理市は、国際宗教都市として知られています。多様性豊かなこの地域において、それぞれが違いを認め合いながら生きる社会への理解を深めた経験は、あなたの人間性を磨き、多彩な進路での活躍を後押しします。本学科ではめざす将来像別に履修モデル・資格モデルを5つ用意しています。

 

学びを未来に活かす履修モデル・資格モデル

「国際貢献志望」履修モデル

観光業や国際的なビジネス、海外伝道、国際スポーツ指導など、卒業後にグローバルなフィールドで活躍することをめざす学生に向けた履修モデルです。

  • めざす将来像:観光業界への就職、海外伝道、国際スポーツ指導者など

 

「地域貢献志望」履修モデル

内なるグローバル化が進み、多様な人々と文化が交錯する今日、人と人、地域と地域を結ぶことで社会貢献したいという学生に向けた履修モデルです。

  • めざす将来像:公務員・医療など

 

「グローカル志望」履修モデル

多国籍企業職員、日本語教員など、グローバルな視点からローカルな課題に向き合うことによって課題解決をめざす学生に向けた履修モデルです。

  • めざす将来像:海外営業担当者、多国籍企業職員、日本語教員など

 

「教職」資格モデル(公民・高等学校)

中学校教諭一種免許状(社会)・高等学校教諭一種免許状(公民)を取得し、教職をめざす学生に向けた資格モデルです。

  • めざす将来像:中学校・高等学校教員(社会・公民)、公務員など

 

「社会調査士」資格モデル

統計やデータ分析の知識を活かし、社会調査士として地域の課題解決や地方創生にかかわりたい学生に向けた資格モデルです。

  • めざす将来像:マスコミ・調査関連会社など

 

4年間の学びの流れ

  • 1年次

    続きを読む

    情報収集力と言語能力を身につける

    国内外の多文化共生の現状を理解し、理想的な在り方を探求するための基礎的知識を身につけます。

    代表的な授業

    ・やさしい日本語
    私たちが日常で使う日本語を、防災時や観光といった場面において、外国人にとって分かりやすい「やさしい日本語」に変換するにはどうすれば良いかを考えます。

  • 2年次

    続きを読む

    多様な文化を学際的な見地から理解する

    経済学や文化人類学などの社会科学系の科目を分析ツールとして身につけ、アジアやアフリカなどさまざまな地域の文化について学びます。

    代表的な授業

    ・多文化共生学
    日本に暮らすさまざまなマイノリティの歴史と現状について学び、私たちの日本を多文化共生社会に近づけていくためにどのような視点が有効で必要なのかを考えます。

  • 3年次

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    発展的な科目+実践的な学びがスタート

    「国際関係論」や「地域統合論」といったより発展的な科目を学びます。「ボランティアネットワーク論」など実践的な学びもスタート。

    代表的な授業

    ・ボランティアネットワーク論
    ボランティアの目的や原則に加え、個人や社会に与える影響を理解し、そこから生まれる人間関係のネットワークの仕組みや特性、影響について考えます。

  • 4年次

    続きを読む

    学びの集大成として卒業論文に取り組む

    【卒業論文の例】

    • 多民族国家オーストラリアにおけるスポーツとエスニシティ
    • 李氏朝鮮における妓生の社会的位置づけと役割
    • LGBTに関する日本の課題 —ヨーロッパとの比較と国内同性婚について—
    • 欧州難民危機と移民の社会的統合 —移民国家ドイツの場合—
    • 幸福の条件 —アフリカ女性の生活から—

取得可能な資格

  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
  • 社会福祉主事任用資格
  • 図書館司書
  • 博物館学芸員
  • 日本語教員
  • 矯正・保護支援
  • 天理教教人

教員一覧

カリキュラム

カリキュラムツリー(PDF)

カリキュラムマップ(PDF)

教育ポリシー

  • アドミッション・ポリシー

    国際文化学科の教育目標を達成するために、次のような人を求めています。
    ①高等学校などで学習する国語や英語の基礎的コミュニケーション能力のある人(技術)
    ②地歴、公民、数学、理科などについて総合的な基礎学力を備えている人(知識)
    ③人や文化に関心があり、情報を集めて自分なりの考えをまとめることができる人(思考)
    ④多様な文化に関心をもち、積極的に異文化に触れようという姿勢をもつ人(意欲)
    ⑤他者の多様性に関心をもち、共感的に理解して尊重しようとする姿勢をもつ人(態度)
    ⑥社会活動・課外活動などの分野で積極的に取り組んだ経験を有し、異文化コミュニケーション能力と学際的な知識を身につけ、それらの分野で活躍したい人(行動)
    試験は、総合型選抜、特別選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、編入学選抜の各入試方式によるものとします。

  • カリキュラム・ポリシー

    国際学部共通科目として世界各地域の「文化論」「歴史と社会」、学科専攻科目には「異文化理解」「多文化共生」「国際事情」「歴史文化」の4つのテーマからなる国際文化を理解するための科目、社会科学を理解する科目を配置しています。
    1年次では4つのテーマの入門ゼミナール、国内の外国人との共生を理解するための「やさしい日本語」、社会科学を理解するための基礎的科目、2年次ではゼミナール科目、世界各地域の文化論科目、社会科学の概論科目、3・4年次では「卒業論文」へと繋がる演習科目や各地域の歴史と社会を理解する科目などを配置しています。さらに教科「公民」の教職免許状を取得するために必要な科目、社会調査士の資格を取得するためのカリキュラムを編成しています。
    また、「多文化体験活動」によって多言語・多文化が併存する国際社会の現状を体験し、異文化理解と国際協力の感覚と能力を修得できる科目を配置しています。

  • ディプロマ・ポリシー

    次のような知識や能力を備えた学生に学士(国際文化学)の学位を授与します。
    ①異文化理解に必要な情報収集力と言語能力を身につけている(技術)
    ②世界や地域の多様な文化について、学際的な見地から理解する見識を身につけている(知識)
    ③世界や地域の諸問題に関心をもち、情報収集と分析を通して公共に資する課題を設定することができる(思考)
    ④言語と知識を駆使して異文化交流に積極的に取り組む主体性を身につけている(意欲)
    ⑤言語・文化を異にする他者と共に生き、多様性を尊重することができる(態度)
    ⑥国際交流、海外伝道、国際観光、国際スポーツ指導、国際ビジネス、地方創生などにおいて国の内外で「他者への献身」ができる(行動)

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