第2回年次総会報告

天理大学アメリカス学会は、1997年11月15日(土)午後、第2回年次総会を開き、一年間の運営報告、会計報告、学会規約の改正、会費の値上げ、そして記念講演会(別項参照)を行いました。以下、その骨子を報告いたします。

1. 11月15日現在の会員数は一般会員185人、賛助会員8人。酒本真理子賞は3月、英米、イスパニア、ブラジルの三学科で各一人、優秀論文に2万円分の図書券を。7月24日付けで郵政省から『アメリカス研究』を学術刊行物に指定との通知。

2. 会計報告では当年度は収入2,224,732円、支出2,209,533円。ただし収入の中には寄付11件1,235,916円が入っている。上記のような異常な状況を配慮の上、1999年度(98年11月スタート)から一般会員の年会費を5,000円に値上げすることを提案、承認さる。

3. 学会規約の役員の項に新たに「顧問をおくことができる」を追加することを提案、承認さる。

アメリカス学会新入会者 

(1997年12月31日現在、敬称略)

一般会員=竹内 康雄、平木 実、ムース ひろみ

賛助会員=森井敏晴(一般会員から変更)、深谷善太郎、島村廣義

編集後記

「あけましておめでとうございます。会員の皆様のご繁栄を心からお祈りいたします。天理大学アメリカス学会の発展のため、本年もご協力よろしくお願いいたします。

「ところで昨年十一月には従来通りこのニューズレターをお送り致すつもりでおりましたが、『アメリカス研究』第2号の発行と総会準備の雑用に追われ、今日に至ってしまいました。申し訳ありません。その代わりといっては失礼ですが、第2号は予想以上の出来であったと厚かましく思っています。総会記念の特別講演会(別項参照)でお話いただいた釜田泰介先生からも「日本での新しい試みが着々と実っている」と賛辞をいただき恐縮しています。

「当学会の重鎮としてご指導いただいていた古川博巳先生がこの3月で英米学科の専任教授を退かれますので、それを機会に先生と米黒人との出会いについてお話いただくことになりました(別項参照)ので、親しい方々をお誘いの上ご来場くださるようお願いいたします。今回から始まった山倉先生の『エノラ・ゲイ』展示をめぐる米アカデミズムの論争、かなりの大作となると思います。ご期待ください。                      (北詰)

1998年度(97年11月から開始)年会費は一般会員(3,000円)納入は、郵便局で下記の口座にお振り込みお願い致します。

口座番号:00900-5-70364番

加入者名:天理大学アメリカス学会

なお、昨年度から新たに一般会員とは別に、賛助会員を募集致しております。賛助会員の会費は年一口30,000円です。

天理大学アメリカス学会に加入ご希望の方は下記へお申し出ください。

天理大学アメリカス学会ニューズレター

    (No.19: 1998年1月15日発行)

編集人 北詰洋一

〒632-8510 天理市杣之内 1050

天理大学国際文化学部英米学科内

天理大学アメリカス学会

電話 0743-63-1515 内線 6457 or 6446