ブックタイトルはばたき第31号

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概要

はばたき第31号

天大生●本学で活躍する学生を紹介しています●いとう伊藤大だいき生さん▲歴史文化学科4年次Ten Dai Seiアクションを起こすことが大事民俗学が学びたくて天理大学へ中学・高校とクラブ活動で、野球ざんまいの生活をしていた私は、大学に進学するつもりはなかったのですが、担任の先生から進学を勧められ、分野を相談するうち、自分が学びたいのは「民俗学」であることを知りました。学科や専攻名に「民俗学」という名称を冠している大学はあまりなく、「考古学・民俗学専攻」がある天理大学に進学しました。学ぶことの楽しさ私は福井県の出身ですが、小さいころ、近くの古い神社に毎日のようにお参りに来るおばあちゃんを、よく見かけました。寂れた神社になぜお参りに来るのだろうと不思議に思っていました。大学で学ぶうち、それぞれの土地所には、古くからの言い伝えや信仰、慣習などが残っていて信じられてきたため、その側面からお参りするということを体系的に教わりました。高校までは、勉強が好きとは言えなかった私ですが、今は学ぶことの楽しさを知りました。大学に隣接する「山辺の道」を歩いて疑問に感じたことを土地の人々に聞く。謎が解けて、新たな興味がわいてくる。その面白さにのめり込んでいます。考古学・民俗学専攻の学び考古学も同時に学んでいるため、発掘実習で出てきたものへの興味も尽きません。大学の周辺には、伝統的な民俗文化を伝える集落も多く点在するだけでなく、西山古墳や峯塚古墳などの考古学的史跡・文化財も多く存在します。考古学、民俗学双方において、フィールドワークには最適の環境にあります。また、学生の人数に比べて、専任教員の数が多いことから、手厚い指導が受けられます。先生方とのつながりは深く、学会も紹介してもらい、他大学の学生や上の世代の方など、いろんな人とのつながりもできました。卒業後は大学院に進み、さらに学びたいと思っています。課外での活動日本が好きで、この3年間に北海道と一、二の県を残して日本中を見て回りました。民俗学に関する資料を集めたり、充実した学生生活を送っています。専攻の先生の紹介により、3月中旬から下旬までグアム島での発掘調査に参加しました。考古学への関心と、外国を見聞し日本をより深く知りたいという希望からの参加でした。おおやまと4月からは、奈良県教育委員会が主導する「大和神社ちゃんちゃんまつり」の現地調査にも参加させてもらいます。後輩の皆さんへ大学は、自分のやりたいことができる場所です。この学問を突き詰めたいと思えば、いくらでも協力をしてくださる先生がそろっています。いろんな所に出かけて、人と話をする、アクションを起こすことが大事だと思います。考古学・民俗学は、自分がやればやるほど楽しく、面白さが増す学問です。9