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 【ラグビー部】

関西王者・天理大学、日本一への初戦は東海大学戦 —ラグビー大学選手権準々決勝—

創部92年の伝統

いよいよ日本一への戦いに挑む天理大学ラグビー部。まず、その歴史と今目指しているチーム作りを紹介したい。

創部は、天理大学の前身である天理外国語学校が開校した1925(大正14)年に、正式クラブとして発足。今年で創部92年を数える。

1962(昭和37)年に関西大学ラグビーリーグが発足してからの戦績は今年度を含め、Aリーグ優勝9回、全国大会出場26回を数える。全国大会での主な戦績は準優勝1回(2011年度)、ベスト4が2回(1984・2016年度)、ベスト8が4回(2009・2010・2014・2015年度)である。

特に2011年度には、現在日本代表で活躍している立川理道(クボタスピアーズ)選手がキャプテンのチームで快進撃を続け、初の決勝進出を果たす。決勝では3連覇を狙う帝京大学と熱戦を繰り広げ、惜しくも12-15で敗れ、準優勝となった。

5年前のリーグ6位からチームを作り直す

今の小松節夫監督(学校法人天理大学職員)がコーチに就任(1993・平成5年)した当時、チームはCリーグで、日本一など遠い目標だった。

しかし今、チームは日本一を現実に狙えるほどになった。その大きな転機は2011年度の準優勝であり、その2年後の“まさかの6位”にある。

準優勝したチームは、立川選手を中心にした絶対的なバックス(BK)を擁したチームで、“良い人材が集まった”チームだった。

そのメンバーが抜けたあとの翌年も関西大学ラグビーAリーグで優勝したが、その翌年にまさかの6位となり、全国大会出場も逃がした。この6位が、常に日本一を目指すための、一からチームを作り直す大きな転機となった。

なぜ勝てなかったかの反省から、それまでのBKで点を取るという意識から、フォワード(FW)が弱ければ勝てないという意識に変わった。それからは、練習に対する熱も変わり、スクラムを組む数と質が変わった。

特にトップリーグのヤマハ発動機からは、“スクラムのマインド”を学び、それまでのスクラムに対する意識の壁が破れ飛躍できた。“FWで勝負をかけられる”チーム、FWとBKのバランスの取れたチームへと大きく変わった。 

勝つ意識の集団へ

チームとしてのFWへの意識の変化と同じく、チームの躍進には「部員の意識の変革」がある。小松監督は、「今の天理大学ラグビー部は、2011年度の準優勝を見て、本気で日本一を目指す、勝つために来た選手で構成されている。

高校時代無名な選手が多く、身体も小さいが、俺はここで頑張るんだという覚悟、エリート意識のない、負けないぞというハングリー精神を持っている。これが今の天理の強さを保っている。だから天理は常にチャレンジャーが似合っている」と語る。

全国をどう戦うか

では、全国をどう戦うか。小松節夫監督は、「準々決勝で戦う東海大学は、日本代表レベルの選手もいてフィジカルも強い強豪チーム。それに対してもしっかりFWで、スクラム勝負をしたい」と話す。

東海大学はフィジカルの強みを活かして、密集で力を発揮するラグビーだが、「経験豊富なフロントローやNO8(ナンバーエイト)のファウルア・マキシ(日本語専攻3・日本航空石川)を中心に、走れるFWでイーブン以上の勝負を挑んでいきたい。ラインアウト、モールなど近場の接点でのフィジカル勝負でも負けたくない」。

BKについても「キャプテンの王子拓也(体育4・天理)を軸に、1年生コンビのSH(スクラムハーフ)藤原忍(体育1・日本航空石川)とSO(スタンドオフ)松永拓朗(体育1・大阪産業大附)が球を動かし、アグレッシブに、前、前にボールを運んで、FWを前に出す動きで勝機をつかみたい」と語る。

王子拓也キャプテン(BKリーダー)は、「ディフェンスへの意識、規律の高さがこのチームの強みなので、ゲームの流れを読んでコミュニケーションを取りながらのディフェンスをしていきたい」。
また、「ハーフ団は、2人とも1年生とは思えない強心臓で、物怖じせず、練習と同じパフォーマンスができているので頼もしい。SHの藤原はテンポ良く球をさばけ、そこを起点にチーム全体としてテンポを上げていける。SOの松永拓朗のキックは、元々持っているスキルも高く、高い信頼性がある」と期待を寄せる。

BKは「スター選手はいないが、FWに良い所でスクラムやモールを組ませてあげるマネジメントをしていきたい。全国大会でも、目の前の1試合、ワンプレーを大事にすることは変わらない」と語る。

藤浪輝人副キャプテン(FWリーダー・地域文化4・伏見工)は、「東海大学はFWが動くし、BKも強いので、FWのところでプレッシャーをかけていけば、しまった試合になる」とコメント。

さらに「夏に試合をしたが、そのときは天理のミスが多くてやりたいことができず、こちらの力が出せなくて負けたので、そのリベンジ戦と言える。天理のFWは、相手よりも絶対に走れるのが強み。チームとしてもまずディフェンスをして、そこから相手のミスを誘うことを重視したい」と意気込みは十分。

チャレンジャー精神を貫け

関西のリーグ戦では、常に全国大会での戦いを意識して戦い、関西の各チームに毎試合課題をもらって成長してきた。いろんな修羅場、厳しいゲーム展開を経験できたことで、最後まで粘り強く、崩れない力が付いた天理大学。その力を全国でどう発揮し、頂点をねらえるか。

東海大学、帝京大学と厳しい組み合わせの山に入ったが、天理らしいチャレンジャーのスタイルを貫けば、自ずと道は開ける。それだけの力はある。後は自らの力を信じるだけだ。健闘を祈る。

天理大学と東海大学の対戦は、12月23日(土)深夜 1:30からJ SPORTS 1で放送される。

文:天理大学広報課「TSUNAGARU」編集部

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