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 【地域文化研究センター】

第12回 国際参加プロジェクト

「国際参加プロジェクト」をカンボジアで実施!

情操・道徳・語学教育を実施

 建学の精神に基づく行動指針「他者への献身」を実践するプログラム、国際参加プロジェクトの第12回目が、2月18日から29日にかけてカンボジアで実施された。同プロジェクトでは、過去にインド、フィリピン、中国などで地震と津波で被害を受けた地域への小学校の建設や防災教育、音楽指導やスポーツ指導などさまざまな取り組みを実施してきたが、今回からはカンボジアに舞台を移し、学生16人、引率教員4人の計20人が参加した。

 今回のプロジェクトの主な活動は、カンボジア・ポチェントン小学校でのカンボジア語で作った紙芝居による外国語(日本語・英語)教育と道徳教育、カンボジア語に翻訳した絵本の読み聞かせによる情操教育に取り組み、使用した紙芝居や絵本は、小学校に寄贈した。

 また、一行は小学校での活動後、クックマ孤児院で子供たちとの交流会、アルティザン・アンコール(伝統工芸研修所)や水上生活が行われているトンレサップ湖を訪れるなど、見聞を広めた。

平均年齢が25歳という若い国で

 カンボジアは、1975年から3年8カ月にわたり、ポル・ポト派による総人口の3分の1が虐殺されたとも言われる悲劇的な歴史を持ち、現在では平均年齢が25歳と非常に若い。そのため教育面においても必要な教育が施されなかった空白期間が世代間に存在する。また、学校の校舎や教師の数も十分ではなく、情操教育なども十分に行われているとは言えない状況もある。

 このような状況下でプロジェクトを実施する意義について、住原則也地域文化研究センター長は、
「先方のニーズばかりでなく、こちらのできることを提供することで現地の潜在的なニーズを掘り起こすことも、国際貢献になるものと考えている」と語る。

現地の小学生と、一緒に大声を出したり、笑ったり

事前にカンボジア語のイントネーション、雰囲気まで徹底的に練習

 カンボジア語で紙芝居、絵本の読み聞かせをして現地小学生を楽しませながら教育するまでには、長い道のりがあった。参加者は事前学習として「国際協力演習」の授業を通してカンボジアに関する基礎知識や健康管理に関する知識を事前学習。さらに、カンボジア語版の紙芝居作成とともに、その発音、イントネーション、さらには表現力を徹底的に練習し、プロジェクトに臨んだ。

 それでも現地の小学生を前にするとさすがに戸惑いもあったが、現地で毎晩遅くまでミーティングを重ねて、さらに表現力を磨いた。こうした学生らの努力もあり、子供たちも目を輝かせ、食い入るように紙芝居を見たり、絵本の読み聞かせや語学学習の場でも一緒に大声を出したりするなど、会場は大いに盛り上がった。

関係者のコメント

ポチェントン小学校サン・ソムネアン副校長
(後日届いた感謝状より)

「子どもたちのために教育活動を行っていただき、大変感謝している」

大川ヘナンさん(学生リーダー、国際学部地域文化学科アメリカス研究コース2年次)

「もともと、国際ボランティアに興味があり、実際に体験したいと思って参加したが、現地に行かないと分からないことが多い。子供たちの心をつかもうと試行錯誤しただけに、子供たちが純粋に楽しんでくれたことが本当にうれしかった。国際ボランティアとはどのようなものか、興味のある方はぜひ肌で感じてほしい」

住原則也地域文化研究センター長
「国際参加プロジェクトは、天理教と天理大学が協働する『教学協働』の理念をもとに始まった本学オリジナルのプロジェクト。過去の経験から練り上げたプログラムを通して、参加学生が自ら考え、相手にとって何が有意義なことかに気づいてもらえればと願っている」

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