お知らせ

 天理大学アメリカス学会は国際文化学部英米、イスパニア、ブラジル3学科の最優秀卒業論文に与える1999年度の「酒本真理子賞」をつぎの3人に決め、卒業式で授与いたしました。

英米学科=辻 加寿子 メA study of Single Mothers by Choice in the United Statesモ

イスパニア学科=中澤 薫人 「メキシコとブラジルにおけるストリート・チルドレンの一考察」

ブラジル学科=平間 光太郎 「日系ブラジル人子弟の教育に関する諸問題--日本の学校への“適応”と母国語喪失」

 

アメリカス学会新入会者

(2000年5月15日現在、敬称略)

一般会員=田中 惟允

 

編集後記

「5月20日に行った2000年度前期特別講演会は、小和田恆元国連大使をお迎えしての講演、これまでになく好評で感謝しています。240人前後の聴衆が大学の階段教室に集まって2時間近くのお話を聞くというのは学会はじまって以来の盛況でした。

「何より嬉しかったのは、在校生、卒業生がお話の中身に強い関心を見せ「2時間が短く感じられた」「世界全体の情勢と米国のおかれている位地の難しさがよくわかった」「これから米国がどうなっていくのかを勉強してみたい」といった感想を電子メールや感想文で直ぐに書いてくれたことです。体験を交えてのバランスあるものの見方、やはり大使ならではのことと敬服いたしました。

「今回巻頭分を執筆してくださった大阪大学の森住衛教授は英語教育の分野では現役として大活躍しておられるベテランの先生。ある時お目にかかって「アメリカス」という発想についてお話ししたら関心を持たれましたが、名前論、命名論としてこれほど興味深く解説していただけるとは思いませんでした。イギリス、朝鮮半島の表現には日頃首を傾げることがありましたが、アメリカスとつなげて考えるところにはいたりませんでした。少しづつ、私どもの考え方に共鳴してくださる専門家が出てきていることには勇気づけられます。

「3月末に発行した『アメリカからアメリカスへb欧米という発想を超えて』、これも思いの外好評で、「時事英語研究」(6月号、研究社)など非常に評価した書評を書いてくださり、感謝しています。興味をお持ちの方、当学会のホームページで一部紹介しています。        (北詰)

 

当学会の年会費は一般会員は5,000円です(入会金はありません)。納入は、郵便局で下記の口座にお振り込みお願い致します。

 口座番号:00900-5-70364

 加入者名:天理大学アメリカス学会

なお、一般会員とは別に、賛助会員を募集致しております。賛助会員の会費は年1口30,000円です。 天理大学アメリカス学会に関するお問い合わせの方は下記へお申し出ください。

 

天理大学アメリカス学会ニューズレター

(No. 33:2000年5月15日発行)

編集人:北詰洋一

〒632-8510 天理市杣之内 1050

天理大学国際文化学部英米学科内

  天理大学アメリカス学会

電話0743-63-1515 内線6446

e-mail: americas@sta.tenri-u.ac.jp

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