お知らせ

 第1回天理大学アメリカス学会年次総会

日時  1996年11月16日(土)13時開始

場所  天理大学教室棟4階

    

研究発表(13時から15時)

講演(15時30分)

    野村達朗・愛知学院大学教授

    「南北アメリカ大陸の近代ー人種    問題の相違を中心に」

会員総会(17時)

懇親会(17時30分)長寿飯店宴会場

 

 

アメリカス学会新入会者

 (96年11月15日現在、敬称略) 

一般会員=尾崎竜太郎、加藤郁子、小山貴、安藤満、服部幸、妹尾康治、石田収

 

編集後記

◇さきごろ、すでに焚き火が恋しくなる石上神宮の参道で奉納された薪能「布留」の演じる日本神話の世界を楽しみながら、ふっと考えました。こんなところに南北アメリカの研究機関をよくもつくれたものだということです。有志の先生方のグループとして出発した天理大学アメリカ研究会が、わずか二年で天理大学アメリカス学会まで成長しました。

◇これからは曲がりなりにも学術団体であるといささか自負しています。評議員会には天理大学以外の学識豊かな先生方に入っていただきました。近くお届けする学術誌『アメリカス研究』創刊号には外部のお二人の碩学の先生に優れた論文をお書きいただきましたし、その一つは文部省の科研費を利用した論文となっています。11月16日の第1回総会では同じく外部の専門家に研究発表と講演をしていただきます。『アメリカス研究』も国立国会図書館に学術雑誌として登録しました。こうしてこの学会は若い学究の先生方の研究業績を発表する場にすることができたと確信していますので、大いに活用していただきたいと存じます。

◇この号に掲載した古川哲史氏は英米学科古川博巳教授のご子息で、米刑務所での日本語教育という珍しい経験をされましたので、それについて書いていただくことにしました。なお古川先生はこのほど『ブラックへの旅路』第2巻(全3巻、せせらぎ出版)をだされました。同書にはこのニューズレターに連載された「日本人と米黒人の出会い」が集録されています。ご一読をお勧めします。

 

 1997年度(96年11月から開始)一般会員の年会費(3、000円)納入は、郵便局で下記の口座にお振り込みお願い致します。口座の名称が「天理大学アメリカ研究会」から「天理大学アメリカス学会」に変わりましたが、口座番号はそのまま、加入者名は従来のものでも結構です。アメリカス学会がスタートした96年6月以降にご入会いただいた方は97年度分をお支払いいただいたものと考えさせていただきます。

  口座番号:00900-5-70364番

  加入者名:天理大学アメリカス学会

 なお学会への変更に伴い、新たに一般会員とは別に、賛助会員を募集することになりました。賛助会員の会費は年一口30、000円です。

 

天理大学アメリカス学会に加入ご希望の方は下記へお申し出ください。

 

天理大学アメリカス学会ニューズレター

    (No.13 : 1996年 11月 15日発行)

編集人 北詰洋一

〒632 天理市杣之内 1050

天理大学国際文化学部英米学科内

天理大学アメリカス学会

電話 07436-3-1515 内線 6457, 6446