お知らせ

 天理大学アメリカ研究会はこのほど「天理大学アメリカス学会」という名の学術団体に衣替しました。さる6月12日天理市文化センターで開いたアメリカ研究会臨時総会で決めたものです。

 基本的には南北アメリカについての研究、啓蒙活動を行うという、これまでのアメリカ研究会と趣旨、目的に変わりありませんが、今後はこれまでの活動に加え、学術雑誌「アメリカス研究」(The Americas --Past & Present)の定期的発行と研究会の充実をはかり、研究面の活動を活発化させたいと考えています。アメリカスという名は、カナダからアメリカ合衆国、中米、南米、カリブ海まで広くアメリカ大陸全体を指す言葉で、南北アメリカを研究対象とする新学会の趣旨に従い、固有名詞として採用することにしました。

 

アメリカス学会新入会者

(96年7月15日現在、敬称略)

井上竹彦、町井茂、鍋島祥男・安紀子、田北真樹子、中川敬子、木下昭、吉田佳代、杉岡久裕、遠山真由美

 

 

 

編集後記

◇とうとう天理大学アメリカ研究会は正式に「天理大学アメリカス学会」に衣替えすることに踏み切りました。会員のみなさん、今後もよろしくお願いします。

◇6月12日この決定をする研究会の臨時総会を開いた後の記念講演会で、講師の猿谷要先生はお祝いの言葉とともに「研究会が学会に変わることは、植民地が独立国になるほど重大なことなのだ」と評価してくださいました(講演要旨は別項)。本当に感激しましたが、それ以上にこれからの責任の重さに身の引き締まる思いです。猪木正道先生(京大名誉教授)からも祝福のお便りをいただき「天理大は北・中・南米をあわせ研究するには最適の条件を備えている」とご指摘いただきました。暖かく見守ってくださる多くの先生方に深く感謝致します。

◇学会に変わったといっても、私たちは象牙の塔に閉じこもるつもりはありません。これまで同様、多くの人たちの南北アメリカ理解にこれまで以上に貢献するつもりですし、年内に発行する学術誌「アメリカス研究」を通じて、とくに若手の研究者の方々に責任ある研究の場を提供することに努力したいと考えています。                 (北詰)

 

 1996年度(95年11月から開始)年会費未納の方は、郵便局で下記の口座にお振り込みお願い致します。今回から口座の名称が「天理大学アメリカ研究会」から「天理大学アメリカス学会」に変わりましたが、口座番号はそのまま、加入者名は従来のものでも結構です。

  口座番号:00900-5-70364番

  加入者名:天理大学アメリカス学会

 

天理大学アメリカス学会に加入ご希望の方は下記へお申し出ください。

 

天理大学アメリカス学会ニューズレター

    (No.11 : 1996年 7月 15日発行)

編集人 北詰洋一

〒632 天理市杣之内 1050

天理大学国際文化学部英米学科内

天理大学アメリカス学会

電話 07436-3-1515 内線 6457, 6446