アメリカス研究   第12号  2007年

目次



アメリカス研究 第12号  2007年 目次

〈記念講演〉
メキシコの百年 1810−1910――権力者の列伝――
大垣 貴志郎

〈論文〉
マリアノ・アスエラ『虐げられし人々』についてのテキスト再考
片倉 充造
チャベス型ポピュリズムと「民衆的なもの(lo popular)」の位相
林 和宏

〈研究ノート〉
メキシコ系住民の代弁者――サンディエゴ市、チカノ・パークの壁画群――
吉澤 静香

〈書評〉 
マリオ・バルガス=リョサ著『バッドガールのいたずら』
立林 良一

〈論文〉
20世紀前半の太平洋世界におけるボーイスカウト運動史――大阪のボーイスカウト団体を例として――
藤本 茂生
ホイットマンとフィラデルフィアの画家イーキンズ
新井 正一郎
禁じられた快楽――ヘミングウェイ作品とマスターベーション言説――
高野 泰志
米国大統領の説得コミュニケーション・スタイル――ジョージ・W・ブッシュ大統領のレトリックを中心に――
木下 民生
コレマツ判決の復権――日系人強制収容容認判決とカラー・ブラインド言説――
山倉 明弘
ハワイにおける言語政策――ハワイ語から英語への言語変移――
吉川 敏博

〈研究ノート〉
米墨国境地帯から考えるアメリカス――「ボーダーランズの歴史」の構築に向けて――
井村 俊義