天理大学

考古学・民俗学専攻

卒業生からのメッセージ

旅行代理店 平川 敬康 (2002年度卒業)

天理大学との出会い

 私は平成15年3月に考古学専攻(現考古学・民俗学専攻)を卒業し、その後現在に至るまでエコールインターナショナルにて添乗員をしています。あちこちを飛び回る毎日ですが、その基盤の一つとなっているのは天理での日々です。
 私にとって天理大学で考古学を学ぶことは憧れでした。縁あって、天理大学も携わっている、イスラエルでの調査に参加する機会を得、そこでの先生方、先輩方との出会い、体験が天理大学で学びたいという原点です。
 

天理での日々

 学生時代は悩みに悩みぬいた日々でした。専門講義は勿論のこと、文献を読むのに必要だからとドイツ語を取ったりしましたが、自分の理想と現実に苦しみました。先生方、同級生にかなり迷惑をかけたと今にして思います。学生時代の思い出といっても1回生の時に学祭で「スサノオ」を演じた事くらいしか出てきません。ですが、そういった経験が今に繋がっています。
 卒業してどうしようか悩んでいましたが、先生から悩んでいるなら海外に出てみればと言われたのがきっかけとなりました。そんな時に添乗員募集の広告を見つけ、あちこち行けるならと思い切って飛び出し、あれよあれよという間に今に至っています。

天理から世界へ

  添乗員になったものの、それまでとは全く違った環境のため多くの戸惑いがありました。しかし、天理にいた当時は思いもかけぬ所で専門的なことや、ドイツに行けば文献の為と思って学んだドイツ語が、さらには出雲に行けばスサノオを演じたことなどが役立っています。
 海外に行き始めて改めて感じた事は、言語が違う相手に自分の考えを伝える事が如何に難しいかという事です。ですがこれは国内においても同様ではないでしょうか。多くの方言があり、かくいう私も天理では言葉の違いに悩みました。自分はこう言ったつもりでも、相手に伝わってなかったということはしばしば起こります。それを防ぐために広く耳を傾けることだと思います。そして日本の事を広く学んで海外に出る機会を掴んでいただければと思います。
 中にいれば、感じにくいとは思いますが天理は素晴らしい環境です。天理大学附属天理図書館、天理大学附属参考館にも恵まれています。そういった環境だからこそ様々な事に取り組んでもらいたいと思います。私のように何がどう幸いするか分かりません。そして出会い、言葉を大切にして下さい。先生方、同級生等々との出会いに感謝し、そこから多くの事を得てもらえればと思います。
 
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