ヨーロッパ・アフリカ研究コース

教員・ゼミ紹介

3、4年次と同一のゼミに所属し、卒業論文の作成に備えます。

五十嵐徳子ゼミ

 基本的には旧ソ連のロシアをはじめとした国々のことについて理解を深めるとともに、それをヒントにして卒業論文のテーマ探し、執筆を行なっていきます。しかし、旧ソ連のことのみではなく日本との比較などを通じて、様々なことに疑問を投げかけ、思考する力をつけて欲しいと思っています。3年生では文献を読み議論をします。4年生では特に各自の関心のあるテーマを決めて卒業論文の作成をします。

★卒論題目の例
「ヨーロッパで野球を普及させるためにはどうすればいいか」
「結婚式でインバウンドを起こすためにはどうすればよいか」
「LGBTに関する日本の課題-ヨーロッパとの比較と国内同性婚についてー」
「プーチンと柔道の関係と日露関係」

中祢勝美ゼミ

 ドイツ語圏を中心とするヨーロッパの文化・社会・歴史や、EU(ヨーロッパ連合)の取り組みや課題を扱います。3年生では、皆さんが関心ををもっているテーマに関する資料を「的確にまとめ、わかりやすく伝える力」、教員や他のゼミ生と「議論する力」、そして、「常識を知ったうえでそれを疑う力」や「自分の頭で考える力」を育んでいきたいと考えています。4年生では面談・発表・原稿の添削を繰り返して卒論の作成に取り組みます。2年間、楽しく学びましょう!

★卒論題目の例
「ドイツ社会と移民・難民 -社会的統合とアイデンティティ形成-」
「グリム童話とペロー童話 -2つのシンデレラ物語-」
「ナチスの人種政策 優生思想とレーベンスボルン計画」
「ルター派音楽家としてのJ.S.バッハ -『マタイ受難曲』を手がかりに-」
「EUの気候変動対策 -プラスチックゴミはなくせるか-」

永畑紗織ゼミ

 主にドイツ語圏の文化・社会・歴史についての知識を深め、その中で特に自分にとって興味深いテーマをひとつ選んで、そのテーマについて論じる訓練をしていきます。例えば、環境問題や戦時中の社会、戦後処理、ジェンダー問題、労働問題、食文化、動物愛護等について日本とドイツ語圏を比較したり、ドイツ語圏の映画・芸術・文学を材料にドイツ語圏への理解を深めたりといったことを想定していますが、履修者の関心に合わせて幅広いテーマを扱います。

★卒論題目の例
「ナチスドイツと動物」
「日本人とドイツ人の原発への意識の違い」
「ドイツのスイーツと日本のスイーツ」
「映画でみる日独の家族像の比較」
「魔女裁判 — その背景には何があったのか」

箱田徹ゼミ

 3年次生のゼミでは、ヨーロッパ史に名を残した数名の女性についての資料講読と、学生による調査報告を積み重ねています。4年次生では、各自が選択したテーマに則して、資料収集と研究発表を行い、卒業論文の基盤を築きます。


★卒論題目の例

「ツールドフランスの歴史 —世界的なイベントになった理由」

「パリ市の温暖化対策 —大気汚染対策と交通問題」

「現代思想から考えるプラットフォーム・ビジネス —amazonとUber EATSを題材に」

「現代フランスの不平等 —黄色いベスト運動のインパクト」

「南仏で晩年を過ごした画家たち —マチス、ピカソ、ルノワール」

「フランスの性的マイノリティの現代史 —AIDS、Pacs、同性婚、差別との闘い」

「フランスの少子化対策 —なぜ出生率は回復したか」

服部志帆ゼミ

 ゼミのスタイルは、参加者の関心や希望にそって臨機応変に決めますが、原則としてアフリカに関するテーマについて学びます。ときにアフリカの音楽や映画、特別ゲストの話などを楽しみながら、アフリカについて理解を深めます。これまでのゼミ生は、サッカーや柔道といったスポーツとアフリカの関係、ストリート音楽、食文化、チョコレート、映画、死生観、女性の幸福などに関心を持っていました。3回生の前半はそれぞれの関心に応じて探した文献について発表・議論をします。3回生の後半から4回生は卒業論文の書き方を学びます。

★卒論題目の例
「アフリカにおける柔道の普及と国際交流」
「幸福の条件-アフリカ女性の生活から-」
「日本におけるアフリカ料理の受容」

日野貴夫ゼミ

 ロシア・ウクライナを中心に、ヨーロッパにおける言語・文学・文化に関する知識を一緒に深めていきます。その過程で、興味あるテーマを見つけ、できるだけ多くの資料に触れながら考察を続けていきましょう。そして学生時代の集大成であり、生涯忘れえぬ思い出となる卒業論文の完成を目指します。その目標に向かって、一緒に楽しく歩んでいきましょう。

★卒論題目の例
「ウクライナにおけるロシア語」
「映画化されたロシア・ウクライナ文学」
「チェルノブイリ原発と福島」
「チャイコフスキーの世界」
「ゲルギエフとマリインスキー劇場」

森洋明ゼミ

 現代フランスの生活文化や言語、制度など、社会のさまざまな面について取り上げます。また、60年代まで植民地としていたアフリカとの関係の視点から、歴史的に双方が及ぼした影響を踏まえ、アフリカ社会における西洋化の諸相やフランスが抱える移民問題などにも触れていきます。3年生では、テーマに関する文献や資料を使って見聞を広め、それをレジュメや発表、議論などを通して深めます。同時に論文の書き方についても学びます。4年生では、それぞれに選択したテーマに関する資料の収集や分析を行い、大学の締めくくりとなる卒論の準備を共に進めていきます。

★卒論題目の例
「文化として今日のフランス社会に生きるキリスト教」
「印象派美術画がなぜ日本人を魅了するのか」
「移民大国フランスが抱える問題」
「なぜコンゴに“サプール”が生まれたのか?」
「天理教のフランスとコンゴ伝道に見る現地化の比較論」

森本智士ゼミ

 ドイツ語圏を中心としてヨーロッパを扱います。特にドイツ語を中心とした言語の歴史や現在の状況を一緒にインタネットや文献を調べ、検証をしてみます。また一方では、ドイツを中心としたスポーツをキーワードに社会も見てゆきたいと思います。特に今日スポーツはアスリートだけの言葉ではなく、健康という大変大きな課題を持っているであろうことはヨーロッパも同じでしょう。さまざまな視点からから一緒に考えてみたいと思います。

★卒論題目の例
「ドイツ語の歴史」
「ドイツ語とは何か」
「現在のドイツ語」
「スポーツと社会」
  
 
 

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