天理大学

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天理大学の国際交流について

国際文化学部 ヨーロッパ・アメリカ学科 ブラジルポルトガル語コース     橋田 実穂子(2008年3月卒業)

2006年8月~2007年7月 サンパウロ州立パウリスタ大学(交換留学)

  私は留学中の1年間、現地の学生と一緒にアパートで暮らしていました。その中で日常生活の会話はほとんど問題なく行うことができるようになりました。また、テレビなども、難しいニュースの内容はまだ分かりませんが、映画や娯楽番組ならなんとなく分かるようになりました。

 ブラジル社会は沢山の問題を抱えています。貧富の差が激しく、一目で裕福な人とそうでない人が分かり、路上で物乞いをしている子どもの姿もたくさん見かけました。ブラジル社会はまだ改善しなければならない所が多くあるのだと感じました。しかし、ブラジルの人達はそんな中でもとても明るいと感じました。外国人である私をとても明るく受け入れてくれる寛容な人達がたくさんいました。

 1年間のブラジル生活を通して、私はポルトガル語を学ぶと同時に、その国でポルトガル語を話している人達の考え方に触れることができました。私がブラジルで出会えた人達はとても前向きな姿勢で、悪いことが起きても「何とかなる」と毎日楽しく過ごしていました。こういった考え方は、私にとても大きな影響を与えていると感じます。また、他人に対する心配り、家族や友人との強い繋がりといったものが、今の日本に足りなくなってきていることにも気づかされました。

 最も苦労したのは、やはりポルトガル語だと思います。初めの半年はずっと人の会話を聞いているばかりでした。言われたことは分かっても、うまく自分の気持ちを文章にすることができず、何度も悔しい思いをしました。しかし、半年が経つと、「伝わらないかもしれないけれど、とりあえず話してみよう」と考えるようになり、それからは人と話す時は少し気持ちが楽になっていたと思います。

 留学を決心するのには勇気や覚悟がいると思います。留学中は楽しいことだけでなく、辛く苦しいこともたくさんあります。それでも、日本では感じられないことをたくさん感じることができ、何にも代えることができない体験をし、かけがえのない友人をつくることができると思います。ですから、皆さんにはチャンスがあれば恐れずチャレンジしてもらいたいです。せっかくの大学生活ですから、「あの時、留学しておけば良かった」と悔いの残ることのないようにしてほしいと思います。
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