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国際文化学部 アジア学科 中国語コース 加藤 雪子              (2008年3月卒業)

2006年2月~2007年1月 北京師範大学(交換留学)

  日本で中国語を2年半勉強していたのにも関わらず、発音や語彙など基本的なことができておらず、留学の当初は何をするにも苦労しました。日常生活や授業の中で、できるだけ生の中国語を耳にし、語彙や言い回しを勉強して、自分の口から出すことで発音を勉強しました。

 留学生活では、机に向かって勉強するというよりも、積極的に外に出て、多くの人との会話の中から学ぶことができます。この留学の利点を生かして、とても速いスピードで中国語を身につけることができたと思います。また、1年間に3回あったHSK(漢語水平考試)を受験し、その時々の自分の中国語のレベルを知り、次の目標を立て頑張りました。

 実際に中国で生活することで、中国の良い面、悪い面など、様々なことを肌で感じることができました。時に、若い人からは彼らの反日感情をぶつけられ、自分だけではどうすることもできない悲しい思いをしたこともありましたが、親しくなった友達からはそんな人達ばかりではないことも教わりました。この1年間の留学で、市場で働く人たちや出稼ぎの人たち、大学の先生、優秀な大学生や大学院生、少数民族の人たちなど、様々な人々と直接話をすることで中国の現実を知り、理解が深まったと思います。

 生まれ育った日本以外の場所で生活することで、語学以外の面でも大きく成長できたと思います。気候や文化など、生活環境が違う中で様々な人たちと出会うことにより、それまでの価値観も変わり、視野が広がりました。また、世界各国からの留学生との交流からも、多くの文化や考え方を学ぶことができ、自分自身の小ささにも気づくことができました。

 留学は学生時代の特権だと思います。交換留学は1年間という短い期間ですが、学ぶことはとても多く、自分の成長にもつながります。せっかくのチャンスなので、天理大学の留学制度を利用して是非とも海外留学を経験して欲しいと思います。

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