天理大学

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地域文化研究センター

国際参加プロジェクトは、「他者への献身」を国際的スケールで実践するプログラムです。

センター設立の趣旨

 テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどを通じて、国内の遠いところで起こっていることばかりでなく、世界の様々な情報が入ってくるようになってきました。海外からのあらゆる品々が当たり前のように容易に入手できるようにもなっており、また海外旅行も気楽にできるようになってきています。そして遠い異国で起こることが、回りまわってわたしたちの生活に影響することが実感として感じられます。

 このことは、単に「便利」な世の中になったということ以上に、わたしたち誰でも、いわば地球規模的(グローバル)な展望・視野を持って日々を生活してゆく必要性に迫られていることを意味しています。どのような個人も、どのような一地域社会といえども、独立して成り立っているわけではありません。個人と個人、国と国、地域と地域が互いに全地球的規模で、目には見えない確実な「ひも」で繋がり合っているからです。

 このようなグローバルな繋がり合いは、必ずしも良い結果を招いているとは限りません。むしろ、国や地域社会の古き良き伝統が破壊されたり、伝統的な生活基盤さえ失われることさえあることも考えあわせると、地域を見るミクロな目と地球規模のマクロな目を共々に使う、複眼的な視点が要求されていると言えます。「自分や自分の身の回りだけがよければよい」といった考え方は、ひいては自分をも危うくする思い方であるということが常識化してきたと言ってよいでしょう。複眼的な視点で集めた知識を単に持っていればいいというのではなく、その知識を、広く世界的な利益のために活かしてゆこうとする姿勢が、現実的な意義を持つようになっていると思われます。

 このような21世紀の時代認識を踏まえるとき、「世界たすけ」「陽気ぐらしの世界実現」に挺身する人材の育成という、天理大学の建学の精神はますます重みを増していると考えられます。そのような意味あいから、天理大学地域文化研究センター(International Center for Regional Studies, ICRS)は設立され、2002年4月にスタートしました。
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