『ニアス島等復興支援
街頭募金に参加して』

タイ語コース2回生 T.M.君

一月の寒空の下、募金は行われた。正直、街を歩く人々の記憶の中にはスマトラを襲ったあの大地震、さらにインド洋に及んだ大津波のことなど消えかかっていたに違いない。私とてそのようなことが言えなくもなく、自主的にこの活動に参加したかといえばそうではない。そんな不純な気持ちで募金などしていいものか、自問自答のなか道行く人に声をかけた。

不思議なもので、何度も同じフレーズを連呼しているとだんだん感情がこもってくる。寒風で凍え死にしそうな自分の身体よりも、被災地で苦しむ人々、学校建設を待ちわびるニアス島の子供たちのことが心配になっていたりした。

メッセージは伝わるもので、予想外に多くの人が箱にお金を入れてくれた。世間の風は冷たいと思っていたが、どうやらそうでもないようだ。

終わってみて、どれだけ集まった、あとどれだけだという議論は私の知るところではない。しかし、募金を通して大地震・大津波のもたらした悲劇を人々の記憶から呼び起こすことは大切なことで、それが我々の役目であるのだと思う。

天理大学ニアス島等復興支援委員会とは?

2004年12月26日のスマトラ沖大地震・大津波と2005年3月28日のニアス島沖大地震はインド洋周辺の地域に甚大な被害をもたらしました。タイ語コースとインドネシア語コースを擁する天理大学では、インドネシアとタイへの被災地に向けての緊急支援の募金活動を2005年1月に行いましたが、復興支援に向けてさらに活動を継続するために、有志たちが天理大学ニアス島等復興支援委員会を設立、その活動は全学で承認されました。学生による街頭募金活動や学内の教職員の寄付、卒業生のネットワークを通じた募金などに加えて、天理大学を越えた広く市民の皆様のご協力を得ることにより、ニアス島における小学校校舎建設をはじめとする支援事業を行っていく計画です。

天理大学ニアス島等復興支援委員会の活動の詳細


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