Y.Tさんの感想文

 「この実習期間内で私が最も楽しかったと思うのことは、何と行ってもサンクトペテルブルグで受けた授業でした。先生が日本語を全く話せないとなると、こっちは理解するのに必死だし、多分先生の方も皆がわかるようにと必死だったと思います。それがわかったからこそ余計にがんばれたと思います。授業を10日間だけでなくあのまま毎日受け続けるように言われたら私は喜んで1年でも2年でも受けていたことでしょう。それくらい興味のある授業だったし、本場の発音とかすごく嬉しかったし、何と行っても出された宿題や復習をするのがすごく楽しく感じました。もっともっと知りたいと本当に思いました。今では勉強のためだけならもう一度サンクトペテルブルグに行きたいと思います。」


  感想文への感想 

ウーム、そういうことなら1年間のサンクトペテルブルグ抑留を命じればよかった。


 

T.S君の感想文

 「ここにきて変わったことは、人とロシア語で話したいと思うようになったということです。自分の意思や考えをいろんな人と会話して伝えたいです。ペテルブルグのお店で僕はかなりくやしい思いをしました。おつりが30ルーブル足りないことを言いたかっただけですが、言葉が浮かんでこず、ただ友達と日本語で答えているだけの自分が悔しくてたまりませんでした。そんな時、ペテルブルグの寮でカナダ人と友達になりました。その人は必死に自分の言いたいことを簡単な単語で話しかけて来てくれました。僕はその人が何を言いたいのかは理解できました。この人の自分からいろんな人と会話をしようとする姿には、ほんとうに教えられるものがありました。」


  感想文への感想 

これはなかなかいい線いってます。君の勉学熱をそのまま維持してください。すばらしい結果が待っているかも。


 

J.O君の感想文

 「やはりペテルブルグでの2週間の滞在はいろいろ楽しかったといえる。まず劇場というところに初めていった。その感想としては、見た目がものすごい豪華で、貴族の人々がいそうな感じがした。でも値段から考えると低価格で、普通の人がたくさん入っていた。このチケットの安さから考えてもロシアの人々が劇場を愛してやまやいのもよく分かった。もうひとつ印象に残っているのは、クラシックのコンサートに行ったことである。日本ではクラシックコンサートがあってもまったく行きはしなかったのに、ロシアでは自然に行ってしまった気がする。」


  感想文への感想 

ロシアの劇場文化がどれほど人々にとって身近なものであるかを身を持って体験したようですね。もしかしたら、もう君はその魅力にはまってしまっているのかも知れません。(実は私もそうです。)


 

T.M君の感想文

 「日本ではロシアについてあまりよい情報が入ってこなくて、自分自身にもどちらかというとそういうイメージに近いものがありました。しかし実際にモスクワに来てみると、自分が想像していたものよりもずっと良く、興味深いものがたくさんある国だと感じました。まずやっぱり人種が違う国ということで、本当に日本と違う国にきたという実感が自分の中では新鮮でした。ものの考え方や社会が違っていて、始めのうちはなかなか慣れませんでしたが、慣れてみると面白いものでした。」


  感想文への感想 

短い文章の中にいろんな思いが詰まっているようです。実はロシアというのは知れば知るほど奥が深く、どこまで行っても興味は尽きません。


 

T.Iさんの感想文

 「ペテルブルグの2週間の中で私が結構好きだったのは、バルト海。バルト海の氷の上に立っているとなんとも不思議な気持ちになってきて、あまりの広さに何も考えられない空間ができて、とても居心地がよかった。学校も最初は本当にイヤでイヤで仕方なかった。宿題とかも実は結構面倒くさくて一日が終わる度に、「あと何日」って自分に言い聞かせていた。でも、だんだんその生活に慣れてきて、生活のリズムができてくると、別に学校は学校で楽しく感じられてくるし、学校の終わった後でも、毎日のようにどこかに出かけていた。中でもよかったのはクンストカメラ。あのゲテモノ達はすごかった。あと、エルミタージュはもちろん、バレエもよかった。そして、ネフスキー通りも極めたって感じだった。こんな風に毎日いろいろ忙しくしてたら、最初の頃に「あと何日」って思っていたのが嘘のように2週間は、あっという間だった。」


  感想文への感想 

だんだんとロシアに順化していった様子が手にとるようによく分かります。それにしてもバルト海の氷の上が気に入ったとは。私は氷がいつ割れるのかと心配で心配で、おちおち歩いていられませんでした。


 

M.Iさんの感想文

 「劇場はどこでも老若男女入り混じっていた。それでもやっぱり、普段何をやっているか判らない人ばかりだった。女の人は美人が多くて、日本人が「白人」と聞いて漠然と思い浮かべるような人ばかりだった。男の人は、ハリウッド映画ばかり見ている私には、一くせも二くせもある脇役俳優のように見えた。もしも劇団を旗揚げするなら、スラヴ人をたくさん採用しようと思う。」


  感想文への感想 

これはなかなかするどい観察眼です。何しろロシアの男性はスーツやネクタイ姿の人が少なく、皮ジャンにウォッカをしのばせているような風情の人が多いのですから。

 

 

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