パジャジャラン大学留学体験記

インドネシア語コース平成18年度卒業  中田  翔子

(写真提供:中田翔子)


私の下宿


私の下宿部屋 

2005年8月から2006年8月までの1年間、私は交換留学生としてパジャジャラン大学で勉強することができました。留学したいと思ったきっかけは、2回生の時の文化実習でした。バンドン市で2週間ホームステイをしたのですが、全く言葉ができず、言いたいことは伝わらない、相手の言葉も2割程度しか理解できず、本当にくやしい思いをしました。でも、ホストファミリーは、一生懸命に私の話を聞いてくれ、私に合わせてゆっくり話してくれました。にもかかわらず、帰国する時には「Terima kasih banyak! (どうもありがとうございました)」としか言えませんでした。「もっともっとインドネシア語を勉強し、喋れるようになりたい!」と思い、文化実習から帰ってすぐに、交換留学生に応募しました。

パジャジャラン大学の外国人のためのインドネシア語コースには、日本、韓国、アメリカ合衆国、メキシコ、ポーランドなど、様々な国の人たちがいました。授業は少人数制で、先生が丁寧にインドネシア語で説明してくださるので、7〜8割は理解できました。でも、現地の人々の日常会話は、なかなか理解できませんでした。現地の人々は、授業で使うような言葉は使ってくれません。携帯電話でのメールのやりとりも、きちんとしたインドネシア語を使う人なんていません。

そこで、私はなるべく同年代の友達としゃべるようにし、メールをするようにしました。2〜3ヶ月が経つと、耳もだんだん慣れてきて、だいぶ言葉を理解できるようになりました。友達もたくさんでき、帰国してからも、頻繁に連絡をとるような親友もできました。


アンコット(市民の足 )


パサル(庶民の市場)

きちんとした言葉を身に付けることも大事ですが、私は、仲間と付き合うときは、みんなが使っている言葉を真似るのが1番だと思うし、楽しむコツだと思います。

インドネシアには、"jam karet" (ゴムの時間)というものがあります。たとえば、インドネシア人と1時に待ち合わせをしても、きちんと1時に来る人はいません。ましてや、5分前に来る人は絶対にいません。時間がのびるのです。それが、"jam karet”です。

あと、ご飯を食べる時に、現地では、手で食べるのが普通です。だから、みんなと一緒に手で食べたほうが、料理がおいしくなります。出かけるときも、車やバイクを使うのではなく、庶民が利用する「アンコット(乗り合いバス)」に乗れば、現地の人々と直にふれあうことができます。「郷には入れば、郷に従え」が、楽しい生活をするコツだと思います。私は、留学中に、学校では学べないことを、たくさん学ぶことができました。これは、留学をしないと、ぜったい体験することはできません。

この天理大学の交換留学制度は、授業料、生活費の大半(食費以外)を、大学が支払ってくれるので、必要なのは、往復の飛行機代と、1年間の食費だけです。物価の安いインドネシアでは、食費もびっくりするぐらい安いので、そんなにお金がいりません。その上、留学中にインドネシアで取得した単位を天理大学の単位に認定してくれるので、1年間の留学期間をいれたも4年で卒業できます。こんな留学は、天理大学の学生しかできないと思います。みなさんもぜひ、この交換留学制度を利用して、楽しい留学をしてください!

3年次生の古橋 賢 君

現在インドネシア語コース3年次生で、バンドンに留学中です。

昨年の8月からインドネシアのパジャジャラン大学でインドネシア語を勉強させて頂いて感じる事は、 世界は自分が考えていたものよりも、はるかに大きくて広いんだということでした。パジャジャラン大 学では学生のすべてが外国から集まって来た留学生で、今までインドネシア人以外の外国人とほとんど話 をしたことのなかった私にはすべてが新鮮な体験の連続でした。彼等と話すことによって、様々な知識を得、 海外に大きく目を開くことができるようになりました。もちろん話す時はインドネシア語を使うので、感じがしますが、通じた時はそれなりの達成感が得られます。

その他に、インドネシアの生活は日本とは随分違い、のんびりと暮らせるので、大いにリラックスして勉強 できると思います。インドネシア語を学びたいのであれば、ぜひとも留学をお勧めいたします (2006年1月)。


ページのトップへ