天理大学アジア学科中国語コース研究活動>『中国文化研究』

特色ある講義

5つの教育目標に即した特色ある講義

 社会に出て使える中国語教育
必修中国語は全体として特色あるカリキュラムを構成しています。「中国語必修カリキュラムの全体像」をごらんください。

 日中両文化の相違点と共通点を理解する教育
☆「アジア海域交流史」(朱鵬教授)
日本・中国の近代化の過程と文化問題を理解するために、両国間の人的交流、および「文明」の媒体(たとえば言語・教育・行政制度やメディアなど)に着眼し、社会的・文化的な構成基盤の比較説明を行う。
〔授業内容〕
(1)年表からみた日中近代化の経緯
(2)『点石斎画報』を通してみた中国社会と日本
(3)漢字・漢語を通した日中交流
(4)中国人の日本留学
(5)黄遵憲と『日本国志』『日本雑事詩』
(6)東遊日記
(7)戴季陶と『日本論』
(8)日本人教習
(9)東亜同文会と東亜同文書院

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 中国文化の全体像を結ぶためのしなやかな発想を養う教育
☆「アジア文化論V」(中純子准教授)
中国という国をさまざまな角度から考察し、中国文化に対する基礎的な知識を養うことを目標にする。日本との比較もまじえながら、受講生の中国文化の特質に対する考察力の向上を目指す。
〔授業内容〕
中国の麺・酒・茶などの食文化、住居・墓・庭園などの住環境について解説し、その理解に必要な医食同源の考えや風水思想、伝統的な死生観などに関しても講義のなかで触れていく。 ついで「太古の中国音楽」「唐代の詩人と音楽」「京劇の音楽」「日本と中国の音楽交流の変遷」「西洋音楽の中国流入」「革命と音楽」などのテーマについて、それぞれ講義を行い、中国の音楽文化について考える。

 華僑・華人社会に視野がとどくグローバルなものの見方を養う教育
☆「東アジア史V」(村尾進准教授)
「漢族の南下」という中国史をつらぬく一つの現象を通じて、中国史の時間的な流れと空間的な広がりを理解する。「漢族の南下」の具体的な過程に、親族組織・地域開発・華僑など、移住という行為に密接に関わる中国史上の諸トピックスを交差させながら授業を進める。
〔授業内容〕
(1)漢族の南下
(2)江南へ(長江下流デルタの開発)
(3)大運河(中国の「南」と「北」)
(4)福建・広東の山間部へ(客家円楼)
(5)漢民族の都市・集落・住居、そして「宗族」
(6)水上へ(香港と珠江デルタの水上居民)
(7)国外へ―華僑(ニューヨークのチャイナタウン)

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 時代にさきがけた台湾を知るためのあたらしい教育
☆「東アジア地域研究特論Y」(下村作次郎教授)
日本では、東アジアの諸地域のなかでも台湾への理解はあまり進んでいない。高校までの学校教育でもほとんど学ぶことのなかった台湾の歴史と現在について、最先端の研究から学び、「引っ越すことのない隣人」について理解を深める。
〔授業内容〕
(1)東アジアにおける台湾の位置と台湾をめぐる国際環境
(2)台湾の歴史
(3)台湾における「日本語」
(4)物語「サヨンの鐘」の誕生と終焉
(5)「第一人称」の台湾原住民文学
(6)「他者」としての台湾原住民エリート


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