演習・実習科目としては、遺物の実測、写真撮影、遺跡の測量など、発掘調査および考古資料の調査法、記録法の基礎技術を習得する「考古学実習」と、「考古学・民俗学演習」があります。 実習では期間内に発掘調査に参加することを義務づけ、演習では最大の目標である卒業論文作成に向けて、研究方法、文献や資料の収集法、論文の書き方、発表の仕方などを学びます。 |
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考古学実習の製図作業 | |
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考古学専攻では、考古学と民俗学の学際的な研究をめざしており、「民俗考古学」「生活文化史」や「考古学・民俗学演習」はこの研究方向に沿って二つの学問分野の積極的な融合を試みています。そのために、以上の考古学科目のほかに、民俗学科目も合わせて履修します。なお、歴史文化学科共通科目として、「大和文化研究」「歴史学概論」「史学方法論」「日本美術史」「東洋美術史」などを開講しています。「大和文化研究」は天理大学ならではの授業科目といえます。 |
測量実習のひとこま |